平成29年 3月 定例会(第1回)
平成29年3月9日 (一般質問)
猪股嘉直 (日本共産党)
1.子どもの貧困
2.学校給食の無償化
3.就学援助制度
1.子どもの貧困
(1)市の考え
【1】一般論としての「子どもの貧困」に対する認識は
【2】「どんな境遇におかれても幸せになれる子を育てたい」についての市長の考えは
(2)当市の実態
【1】当市の子どもの貧困の状況をどう捉えているか
(3)法との関係
【1】「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づいた市の施策・考えは
・第4条地方公共団体の責務
・第10条教育の支援
・第11条生活の支援
・第12条保護者に対する就労の支援
・第13条経済的支援
(4)市の施策
【1】現在の実態を改善させるための課題と方針
2.学校給食の無償化
(1)学校給食の意義
【1】学校給食法第1条、2条の精神は
【2】昨今の国民を取り巻く情勢の中での意義は
(2)当市の給食財政
【1】当市の学校給食にかかる諸経費の仕組みと給食財政(学校給食法第11条、12条)
(3)学校給食無償化
【1】無償化に対する考えは
【2】無償化自治体の広がりの状況は
【3】当市での無償化した場合の試算と市の実施の考えは
3.就学援助制度
(1)入学準備金
【1】支給の時期は
【2】国の補助単価が2倍に引き上げられたが当市は
【3】準要保護世帯への対応は
(2)就学援助の対象品目
【1】国の定める対象品目は
【2】当市の実態と今後の課題は
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 新入学児童生徒への就学援助を入学前に実施できないか。また、国が就学援助の対象として認めているPTA会費が、市では対象外である。会費は卒業式に使う証書入れなどにも利用されており、対象にすべきでは。
A1 新入学児童の確定は新年度直前のため、小学校入学前の支給は難しい。中学校の新入学生徒は、早期に把握できるため、まずは中学校入学前の支給を検討したい。PTA会費は、学校間で差があるため対象としていない。
Q2 修学旅行費を後払いではなく、前払いにすることで、お小遣いを渡せる。実現を。
A2 中学校によっては分割で集金して、保護者負担に配慮しており、前払いは考えていない。
Q3 給食費無償化の自治体は55ある。完全無償でなくとも、半額無償化や第2、第3子以降を無償化することはできないか。
A3 給食費の負担が困難な家庭には援助の措置が講じられており、完全無償化や準無償化は、現在のところ実施する考えはない。