平成29年 3月 定例会(第1回)
平成29年3月13日 (一般質問)
矢馳一郎 (創造)
1.危機管理
2.シティセールス
1.危機管理
(1)火山噴火対策
【1】地域防災計画改定後の当市の対策は。
(2)災害応援計画
【1】狭山市版災害派遣チームの創設の必要性に関する見解は。
(3)地区防災計画
【1】策定スケジュールは。
【2】策定体制は。
【3】地域防災計画への反映は。
(4)国民保護
【1】国民保護訓練の実施状況は。
【2】テロ対策の進捗状況は。
2.シティセールス
(1)アロマブランディング
【1】「お茶香るまち」という当市のタグラインを活かしたアロマブランディングによるシティセールスに関する見解は。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 噴火から当市での降灰が想定される2時間後までに、安全なところに避難し、防塵(ぼうじん)対策が必要となる。この2時間に市民や職員の取るべき行動をどのように定めているのか。
A1 火山対策のタイムラインは策定していないが、降灰による被害が発生するおそれがある場合、県と連携し、情報の収集・伝達、避難所の開設・運営、医療救護、交通ネットワークやライフラインなどの応急復旧、農業者や工場などへの支援を地域防災計画に基づき実施する。
Q2 「お茶香るまちさやま」の魅力を発信するため、公共施設などに茶の香りを漂わせる「アロマブランディング」の実施についての見解は。
A2 地方創生加速化交付金を活用して、狭山市茶業協会と市内企業が共同研究し、高級煎茶とほうじ茶の2種類の香りのスティック型アロマが完成した。これを希望する市内茶業店舗や公共施設などに設置し、来訪者にほのかなお茶の香りでおもてなしをする予定である。
Q3 数度指摘してきたが、五輪に向けてテロ対策の重要性は高まっている。 28年度の訓練の実施状況は。
A3 本年度の国民保護訓練の実施状況は、平成28年度当初の予定では、本年3月に国民保護訓練の図上訓練を予定していたが、実施できなかった。4月からは危機管理官が設置され、危機管理体制が強化されることから、新たな体制のもとで、本年5月を目途に実施する予定である。
Q4 行政と社会福祉協議会や青年会議所など民間団体が連携した災害派遣チームを創設することで、効果的な被災地支援を行うことや当市が被災した時に有効な連携が図られると考えるが、創設に対する考えは。
A4 公民協働の災害派遣チームの創設は、先進自治体の事例等を参考に、今後研究していきたいと考えている。また、発災時に協働する団体などとの連携は、現在個々の団体とは調整が進んでいることから、今後は団体間の連携体制の構築に向けて検討していきたいと考えている。