平成29年 6月 定例会(第2回)
平成29年6月19日 (一般質問)
千葉良秋 (創政会)
1.まち・ひと・しごと創生
1.まち・ひと・しごと創生
(1)基本目標とその施策
【1】狭山市では、まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、将来人口の推計に基づく以下の5つの基本目標を設定しているが、これらの目標を達成するための現状の把握・分析と具体的施策及びその成果目標の実現にむけてどのように取り組んでいるか。
安定した雇用を創出する。
・生産年齢人口における就労者の状況
・非正規雇用と正規雇用の求人推移
・企業誘致の具体策と環境整備
・女性を含む生産年齢世代の就労支援
新しいひとの流れをつくる。
・多様な資源活用からの若者の移住・定住に向けたシティプロモーション
若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる。
・妊娠・出産・小児医療の充実
・経済的支援策
・子供・子育て支援のワンストップ化
時代に合った地域をつくり、安心なくらしを守る。
・公共施設跡地を利用した地域拠点の整備
・公共施設や団地リノベーション促進
元気な健康高齢社会をつくる。
・市内循環交通網の整備
・健康寿命延伸の取り組み
―――質問と答弁の要旨―――
◆安定した雇用の創出のために
Q1 正規雇用の拡充に向けた取り組みは。
A1 市内に住所を有する方を、新規に1年以上正規雇用した企業に、助成金を交付するなどして正規雇用を促すほか、ふるさとハローワークや就労支援サイト「茶レンジJOBさやま(現「本物づくりのまち 狭山」)」で、雇用情報の収集と提供を行っている。
また、産業労働センターでは、職業能力開発講座などの開講、ハローワーク所沢との就職面接会、県主催の合同面接会の開催情報提供などを行っている。
◆新しい人の流れを作るために
Q2 シティプロモーションの先にある定住促進に向けた取り組みは。
A2 総合戦略推進室を設置し、個々の事業の進捗状況に応じて事業の連携、強化などのマネジメントを行い、より効果的な事業展開を図っていくこととした。
◆若い世代の結婚・出産・子育てのために
Q3 子ども・子育て支援のワンストップ化に向けた取り組みは。
A3 母子保健型事業(保健センター)、基本型事業(総合子育て支援センター)、特定型事業(保育幼稚園課)の各実施機関が、情報を共有し緊密に連携することで、子育て世代包括支援センターとしての機能を発揮し、妊娠期から切れ目のない支援に取り組んでいる。
◆時代にあった地域を作るために
Q4 公共施設跡地を利用した地域拠点の整備は。
A4 旧入間小学校跡地は、入曽駅周辺整備事業の中で活用することとして、入曽駅周辺整備事業の基本計画の策定に取り組んでいる。旧中央公民館等跡地は、狭山市駅西口周辺への定住促進とにぎわいの創出に向けて、施設の整備に向けて準備をしている。
◆元気な高齢社会をつくるために
Q5 健康寿命延伸の取り組みは。
A5 高齢者が気軽に集まる青空サロンが各地で開催されているとともに、すこやかさやま連絡協議会の健康づくり啓発活動などが行われている。また、本年度からは、おりぴぃ健康マイレージ事業を開始し、ふだんの歩数より1,000歩多く歩くことを目標に、ウオーキングを通じた健康づくりを広めていく。