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一般質問要旨

会議名

平成29年12月 定例会(第4回)

質問日

平成29年12月7日 (一般質問)

議員名

大沢えみ子 (日本共産党)

通告内容

1.健康づくり・介護予防
2.学校給食
3.地域公共交通について

質問要旨

1.健康づくり・介護予防
(1)健康寿命を伸ばす取り組み
【1】市内団体の厚生労働省主催「健康寿命を伸ばそう!アワード」優良賞受賞について、どのような点が評価されたと考えるか。
【2】今後の取り組みを、より活発に進めるための方策は。
2.学校給食
(1)学校給食の現状
【1】来年度からの学校給食費の値上げについて、その背景は。
【2】学校給食費の収支状況と公会計化の考えは。
【3】低所得者、多子世帯などへの支援策の検討は。
【4】就学援助制度の利用状況と、基準引き上げについての考えは。
3.地域公共交通について
(1)市民要望から見る交通政策
【1】市政アンケートに寄せられた声や「交通動向調査」から見える課題に現在検討されている「茶の花号」の見直しルートは応えているか。
【2】市民の要望にどう応えるか。
【3】今後の交通政策における課題をどう認識し、どう対応していくのか。

―――質問と答弁の要旨―――

◆厚生労働省の第6回健康寿命を伸ばそう!アワード優良賞受賞について
Q1 評価された点と、取り組みを広げていくために必要なことは。
A1 要介護認定率が全国平均を大きく下回っていること、見守り活動により認知症高齢者なども安心して生活できる体制が整っていることなどが総合的に評価され、今回の受賞に至った。ほかの地区にも広がるよう活動を紹介するとともに、立ち上げに向けた必要な支援を行いたい。

◆地域包括支援センターを元気プラザ内に
Q2 狭山台の地域包括支援センターを元気プラザ内に移転して、より重層的な取り組みを進めてはどうか?

A2 地域包括支援センターについては、これまで公共施設内で設置している事例がなく、公平性を保つ上で移転は難しい。

◆学校給食費の値上げについて
Q3 生活が大変な世帯や多子世帯のためにも、就学援助の所得基準を現在の1.3倍から1.5倍へ引き上げるべきでは。
A3 児童扶養手当の支給を受けている世帯や就労状況が不安定などのため支援が必要な生活状態と認められる世帯も就学援助の対象としていることから、現在のところ所得基準の引き上げは考えていない。

◆公共交通について
Q4 現在見直しが行われている茶の花号のルートは、住民要望に応えたものになっているか。
A4 公共交通会議の委員に自治会連合会からも入っており、地域の意見や要望を踏まえた議論ができていると考える。

◆福祉と連携した交通計画を
Q5 高齢者等の生活の足の確保と、交通空白地の解消という2つの目的を達するためには、福祉分野も視野に入れた「交通計画」が必要では?
A5 課題解決のために、車両の小型化とかデマンド交通、さらには地域での自主的な交通手段の確保など、市民の移動手段として有効とされる交通手段についても調査、研究を進めるとともに、地域公共交通会議においても具体的な提言をお願いしたい。提言の具現化に当たっては、福祉との連携に十分配慮したい。交通計画を新たに策定することは、今のところは考えていない。

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