平成29年12月 定例会(第4回)
平成29年12月8日 (一般質問)
町田昌弘 (創造)
1.基地対策
2.選挙
1.基地対策
(1)騒音、振動
【1】ヘリコプターの飛行回数は、10年まえと比べてどのように変化しているのか。
【2】騒音と振動の測定方法、結果はどのようか。
(2)入間航空祭
【1】問合せや苦情などの状況。
(3)輸送機C−2の配備
【1】今後の導入を見据えて、市民への周知や対策はどのように行うのか。
(4)入間基地隣接保留地
【1】整備する施設の概要と今後の工事の概要。
2.選挙
(1)第48回衆議院選挙
【1】本市の18歳、19歳の有権者数、投票者数、投票率。
(2)期日前投票所
【1】期日前投票所の拡充が必要と考えるが、ご見解は。
(3)移動投票車
【1】高齢化が進む中で、有権者が投票しやすい環境づくりが必要不可欠であり、今後検討の必要があると思うが、ご見解は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆入間基地にかかる基地対策について
Q1 入間基地隣接の保留地に整備する施設と工事の概要は。
A1 災害対処拠点と自衛隊病院が整備される。災害対処拠点は、災害発生時に部隊の活動拠点と物資の集積拠点になる。自衛隊病院は、自衛隊員の診療に支障のない範囲で一般市民の2次救急患者を受け入れ、地域医療に貢献する計画となっている。工事は、本年度から本体工事に着手し、平成32年度に運用を開始する予定だったが、土壌汚染対策が必要となり11月中旬から土壌などの搬出作業が行われている。本体工事は、土壌汚染対策後、来年度から着手するとの報告があった。
Q2 新型輸送機C−2の導入を見据えた周知や対策は。
A2 防衛省や入間基地からの情報を議会や基地対策協議会に、迅速かつ正確に提供していくとともに、実地で確認した結果も周知していきたい。
◆有権者が投票しやすい環境づくりのために。
Q3 期日前投票所の混雑状況を見ると拡充が必要と考えるが、見解は。
A3 早めの期日前投票を呼びかけるとともに、期日前投票所の増設も、具体的に検討する必要があると認識している。
Q4 移動投票車についての検討の必要性。
A4 開設について、調査・研究したいと考えている。
Q5 10年前と比較したヘリコプターの飛行回数。騒音振動の測定方法、結果。
A5 入間基地などに確認したところ、飛行回数は、部隊の能力が明らかになる可能性があることから、公表できないとの回答であった。埼玉県警察航空隊のヘリコプターは、10年前の約1,100回が、平成28年度は約1,800回とのことであった。
騒音測定は、平成28年度では、市内の10か所のうち3か所が環境省の環境基準値を超えていた。振動測定は、環境基準値がないため、実施していない。