平成29年12月 定例会(第4回)
平成29年12月11日 (一般質問)
西塚和音 (創造)
1.まちづくり
2.防災・減災
1.まちづくり
(1)協働によるまちづくり
【1】今年度中に行われた協働事業に係る取り組みは
【2】協働のまちづくり意見交換会を通じての課題は
【3】NPO、市民団体等の役割が期待される中、市の事業は維持されていくのかご
見解を
(2)入曽地区地域交流施設(仮称)に向けての協働
【1】図書コーナーの運営を市民との協働で進めていく考えは
【2】メモリアルコーナーの展示について市民への意向調査は
【3】これまでより交流施設、地区センターの仕事量が増えると考えるか
2.防災・減災
(1)入曽地区防災計画策定に向けての課題
【1】台風21号による被害状況は
【2】西武新宿線から不老川上流域で現状できる水害対策は
【3】水害時に南小学校の防災備蓄倉庫を活用するには
―――質問と答弁の要旨―――
◆ 入曽地区防災計画策定に向けて
Q1 水害時に南小学校の防災備蓄倉庫を活用するにはどのような方法が考えられるか。
A1 浸水時には避難所となる体育館と大型備蓄倉庫との間にある校庭も浸水してしまうことから、物資などの搬出に支障を来すおそれがある。このため、台風などにより避難所の開設が予想される場合には、事前に体育館に物資などを搬入しておくことなどが考えられる。
◆ 協働によるまちづくり
Q2 NPO、市民団体などの役割が期待される中、協働で行っている市の事業はそのままの形態で維持されていくのか。
A2 民や事業者と市との協働にはさまざまな事業形態があることから、市民団体などと市で協議を重ね、役割と責任を明確にした上で事業にあった形態で実施していきたい。
Q3 各地区対象の意見交換会を通じて出された協働の課題は。
A3 地域が抱える課題はそれぞれ異なるが、課題についての情報共有ができていないことや、市民と市が課題について一緒に考える機会がないこと、市の組織が縦割りであることなどが共通する課題と捉えている。
Q4 地域交流施設では、ブックカフェのような、興味を引くための表紙を見せるといった書棚への工夫は。
A4 一般向けの図書コーナーを1階の階段付近に設置し、図書コーナーの近くには、地域住民の交流が図れるようにカフェコーナーを設置する予定なので、ブックカフェのような取り組みは、こうした空間の中でどのようにできるかを検討していきたいと考えている。
Q5 西武新宿線から不老川上流域で、現状できる水害対策はどのようなことが考えられますか。
A5 浸水被害が予想される箇所に事前に土のうなどを配置しておくことや、公道及び私道の道路側溝や浸透ますなどの排水設備の清掃を行っておくことなどが考えられる。また、現在策定中の入曽地区防災計画では、水害に備えて住民が平常時から行う防災活動について記載することとしているので、こうしたことを住民に周知し、理解の醸成を図っておくことも重要な水害対策になるものと考えている。