平成30年 3月 定例会(第1回)
平成30年3月9日 (一般質問)
綿貫伸子 (公明党)
1.危機管理
1.危機管理
(1)総合的な防災体制の充実
【1】災害発生時における避難所運営
・避難所運営マニュアルの策定の状況は
・避難所設置訓練の実施状況は
・避難所支援班の設置は
・避難所運営会議に女性が参画するための取り組みは
【2】災害協定の推進
・飲料水確保のための協定は
・災害時にお湯等飲料を提供できる災害対応型紙カップ式自販機の設置や災害協定の締結を検討しては
【3】災害時のトイレ事情
・内閣府では、避難所におけるトイレの確保・管理の方針を示しているが、当市のトイレ対策事業は
(2)消防団の充実強化
【1】消防団の出動状況は
【2】女性消防協力隊が担っていた役割は
【3】女性消防団員の活動状況とその評価は
【4】消防団の入団促進の取り組みは
(3)学校での危機管理体制
【1】学校におけるAEDの設置状況は
【2】教職員へのAED講習の実施状況は
【3】児童・生徒に対する心肺蘇生教育の状況は
―――質問と答弁の要旨―――
◆消防団の処遇改善を
Q1 消防団が出動した場合、火災でもイベントでも、費用弁償として同額の1,000円が支給されている。長時間任務となる火災などの災害対応では、特別勤務手当を出すなどの処遇改善を求めるが見解は。
A1 火災などの災害対応は長時間におよぶことがあるため、近隣市などの状況も踏まえ、バランスのとれた手当の支給を検討していく。
◆女性消防団員に拠点を
Q2 今後活躍が期待される女性消防団員のために、活動拠点を整える必要性についての見解は。
A2 女性消防団員の活動拠点の整備の必要性は認識しており、参集しやすい立地を考慮しながら、具体的に検討する。
◆避難所に災害用マンホールトイレの設置を
Q3 あらゆる災害の事態を想定した災害用トイレの計画は。
A3 災害用マンホールトイレは、比較的短時間で簡単に設置し使用できるため、避難所のトイレ対策として有効であるが、改修工事や洗浄水の装置の設置が必要になる。まずは平成33年度までに計画を策定していく。
◆避難所運営マニュアルは、わかりやすく
Q4 市町村の職員以外でも避難所を立ち上げることができるようなわかりやすい手引きが求められるが、策定状況は。
A4 現在策定中の避難所運営マニュアルは、第1章から第9章で構成され、その内容としては、平常時からの準備、避難所運営の流れ、避難所運営組織における自治会や市職員などの役割などをわかりやすくコンパクトにまとめているところである。なお、当マニュアルが完成した際には、市民等が容易に入手できるよう、市の公式ホームページなどで公開していきたいと考えている。
Q5 災害時にお湯など飲料を提供できる災害対応型紙カップ式自販機の設置や災害協定を検討しては。
A5 災害時におけるお湯などの飲料の確保は、現在締結している飲料水の提供に関する協定に基づき、市内26カ所に災害対応型の自動販売機を設置しており、災害時には自動販売機内の飲み物が無償提供されることとなっているが、お湯など提供できない。なお、現在備蓄している粉ミルクセットには、水や発熱体が入っているので、粉ミルクの調乳は可能であるが、アルファ化米などの調理については、まきや携帯用ガスコンロでの炊き出しが必要となる。災害対応型の紙カップ式自動販売機は、この点において大変有効であるので、今後これの設置に係る災害協定の締結などについても検討していきたいと考えている。