平成30年 3月 定例会(第1回)
平成30年3月12日 (一般質問)
大島政教 (はつらつ狭山)
1.狭山市の産業育成、観光開発とまちづくり
2.非正規職員の待遇改善
3.公共施設への指定管理者の導入の評価
1.狭山市の産業育成、観光開発とまちづくり
(1)狭山市の地場産業の育成方針
【1】狭山市の地場産業である茶業の振興について、茶業界から狭山市にどのような要望が出されているか。
【2】茶業の振興について、狭山市としてどのような施策で臨み、現状はどうか。また、今後の方針は。
【3】狭山市の農業振興について、JA等農業界から出されている要望は。
【4】狭山市の農業振興施策と現状、今後の方針は。
(2)観光開発と関連した狭山市の交通システムの整備
【1】狭山市の交通システムの現状と課題をどのように認識しているか。
【2】地域公共交通会議で掲げた課題と会議で実現可能になったものは。
【3】残された課題は。
(3)地場産業の育成との関連で保育政策の促進、空家の若世代への低家賃での開放
【1】保育における待機児童の現状と解決策は。
【2】団地を含め、狭山市の空家数は。
【3】人口流入を促すため、若い世代へ低家賃で空家を開放しては。
2.非正規職員の待遇改善
(1)非正規職員と委託業者との格差是正
【1】市役所1階の市民課付近で、案内の職員が市役所を訪れた市民の案内をしている。市民の高齢化もあり、サービスの向上等を目指して業務委託等を導入したものと推察するが、市の導入方針と近隣市の動向は。
【2】1階カウンター内には非正規職員も働いているが、非正規職員と案内職員の各々の時給は。
【3】平成28年7月より埼玉県から権限委譲を受け、入間川地区センターでパスポートの申請・受付業務を開始した。この職場でも、リーダー、フルタイム及びパートの職員合わせて4名の職員が働いているが、この方々の時給は。
【4】平成28・29年度のパスポート申請者数は。
【5】近隣市の設置状況はどうか。
【6】非正規職員と委託業者の賃金の格差の是正について、どのように考えているか。
3.公共施設への指定管理者の導入の評価
(1)指定管理者活用の成果と今後の方針
【1】指定管理者を導入している公共施設の数は。
【2】公共施設に指定管理者を導入した民間活用の成果を具体的にどのように評価し、今後の方向性をどう考えているか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆ 狭山市の産業育成、観光開発、まちづくり
Q1 茶業の振興について茶業界からどのような要望があるか。現状と今後の方針は。
A1 東日本大震災以降の風評被害から、消費拡大の支援要望があった。大学、企業と連携した商品開発、小学生対象の狭山茶グランプリなどを実施するとともに、県内11市町で農業遺産への認定を目指している。今後も、消費拡大のためのPRや狭山市がお茶のまちであることを実感できる施策に取り組んでいく。
Q2 農業振興についてJAなど農業界からどのような要望があるか。現状と今後の方針は。
A2 持続可能な農業の実現と野菜出荷共同利用施設整備の提案があった。農業後継者へ機械の購入費用を助成するなどして、元気な農業の実現に努めており、今後は、畑地かんがい施設の長寿命化などを支援しながら、強い農業の確立を図り、所得の増大につながるよう取り組んでいく。
Q3 観光とまちづくりにかかわる交通システムの現状と課題をどのように認識するか。
A3 鉄道は、複線化整備や他線への乗り継ぎの改善、路線バスは、増便と運行時間の延長が課題。市内循環バスは、運行ルートの見直しにより、交通空白地域の一部が解消する予定であり、今後の課題として、さらなる交通空白地域の解消、利用促進策の具現化などが残っている。