平成30年 6月 定例会(第2回)
平成30年6月18日 (一般質問)
土方隆司 (新政みらい)
1.教育
1.教育
(1)学校教育の充実
【1】ICT教育の推進について
・ICT教育の推進に対する市の認識は。
・平成30年度重点事業の詳細は。
・ICT教育を推進していこうとする理由は。
・ICT教育における狭山市の現状は。
・今後の取り組みは。
・ICT教育の推進による効果は。
【2】学校施設の効率的な維持管理について
・市における公共施設として学校が占める割合は。
・市として学校施設を効率的に管理することにより教育環境の充実が図れると考
えるが見解は。
・学校現場における管理負担を軽減することは教員の負担軽減にもつながると考
えるが見解は。
・学校施設を効率的に管理していく上での課題は。
・今後の対応は。
【3】学校教育の充実および推進について
・教育委員会の考えは。
・市長の所信は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆新たな時代を担う子ども達に豊かな教育を
Q1 文部科学省の調査によると「教育用コンピュータ1台あたりの児童生徒数」が1,817団体中全国ワースト2位となっているが、この結果も踏まえICT教育における狭山市の現状は。
A1 平成30年度に小学校のコンピュータ室のパソコンを20台から40台に拡充する予定であり、各学校では操作や情報の活用、情報モラルに関する学習などを行っている。
Q2 今後、狭山市はICT教育とそれに関わる教育環境の整備をどのように進めていくのか。
A2 タブレット型のコンピュータをはじめとする資機材を導入するとともにICT指導員の増員を図ることなどにより、国から示されている水準の達成を図っていく必要があると考えている。
Q3 「反則タックル」が世間を騒がせた。この騒動は『教育する側と教育を受ける側の立場の違い』を表すと同時に教育のあり方一つで生徒の人生を狂わすということの表れだと考えるが、狭山市の教育の推進に対する市長の所信は。
A3 教育環境などの課題についての質問と建設的な提言をいただいたが、時代に応じた教育環境を目指して必要な教育投資を継続し、未来を担う子供たちが確かな学力と健全な体力を身につけることができるよう全力で取り組んでいきたい。
Q4 近年、技術の発達に伴い、パソコン・スマートフォン・タブレットなどのICT機器が急速に普及し、グローバル化が進む中で学校教育の担う役割は大きいと考えるがICT教育の推進に対する市の認識は。
A4 グローバル化が急速に進む社会の中で、生き抜く力として「情報活用能力の獲得」が必要不可欠であると考えられることから、学校においてもコンピュータ等に触れながら情報を活用する能力を育成することが重要であると考えている。
Q5 学校を効率的に管理していくことは、市の財政や学校現場の負担軽減などの効果があると考えるが、学校を効率的に管理していく上で課題をどのように捉えているか。
A5 学校現場との連携、校舎や設備等の老朽化に伴う突発的な不具合により緊急な対応を求められるケースが多々あり、こうしたことが学校施設を効率的に管理する上での課題となっている。