平成30年 6月 定例会(第2回)
平成30年6月20日 (一般質問)
中村正義 (はつらつ狭山)
1.入曽駅周辺整備事業
1.入曽駅周辺整備事業
(1)周辺整備事業の諸課題
【1】入間小跡地の大型商業施設誘致予定地には、入間小同窓会から現存地へ存続を求められている欅があるが、それへの対応は。
【2】入間小跡地にロータリー及び大型商業施設設置となると、今以上に雨水排水対策が重要になるが、その対策は。
【3】四方を道路に囲まれた狭い地域でのロータリー、大型商業施設の設置は、周辺における交通渋滞が予想されるが、その対策は万全か。
【4】入曽駅の現在のエレベーターは、住民の方々の設置要望活動の中で実現して来たものと認識しているが、橋上駅舎にする事になると、その扱いはどうなるの
か。
【5】現時点において30億円とも言われる費用を投入し、東西自由通路、橋上駅舎を整備する価値はどのようなものか。
【6】周辺整備事業に伴う、商店街等地域の活性化策は考えているか。
【7】地区への説明会場において今回の計画が出来なければ、今後、アパート等、恒久的な建物が建設され、開発は難しくなるとして、進めるか、やめてしまうか皆さんの意見を聞きたいと、挙手を求めたのは事実か。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 市の計画案で進めたいという気持ちが強いと感じるが、意見や疑問、パブリックコメントなどをどのように感じ、どのように活(い)かして市民のための事業を進めるのか。
A1 これまでも事あるごとに、本事業への理解を求めると同時に、意見を伺ってきている。寄せられた意見は、真摯に受け止め、参考にすべきものは内容を精査し、可能な限り、事業に反映させていきたいと考えている。
意見をどう活かして市民のために本事業を進めていくのかについては、今後、事業を進めていく上で、駅周辺の安全性と利便性の向上、入曽の活性化に資するよう、建設的な議論が不可欠であると考えている。
◆ 商店街・地域の活性化をどう考えるか
Q2 商店街などの活性化策について、複合型商業施設を公募する際、駅周辺の活性化に資する具体的提案を求めると言うが、どのような方法で求めるのか。
A2 入間小学校跡地に立地する複合型商業施設を公募する際に求める駅周辺の活性化に資する提案の内容は、平成30年度、募集要項を作成する中で具体的に検討していきたいと考えている。
◆ 県道の雨水排水と交通対策を同時に
Q3 雨水排水対策については、雨水流出抑制施設を整備すると言うが、概算事業費で足りるのか。また、交通対策は入曽駅周辺事業と同時進行しなければ、効率的な工事のやり方では無いと考えるが見解は。
A3 基本計画にある道路等雨水流出抑制施設の事業費は、あくまでも概算額であり、今後事業の詳細設計を行う中で改めて算出していきたいと考えている。また、事業区域周辺の県道の改良は、ご指摘のことも含めて県に要望していきたいと考えている。