平成30年 6月 定例会(第2回)
平成30年6月20日 (一般質問)
大島政教 (はつらつ狭山)
1.公共施設統廃合と狭山市の新たなまちづくり
1.公共施設統廃合と狭山市の新たなまちづくり
(1)市民合意を得た統廃合とまちづくりの基本
【1】公共施設の統廃合の目的は
【2】新たなまちづくりに向けた公共施設の再編の考え方は。
【3】指定管理者制度導入施設であるサピオ稲荷山を民間売却した場合、年間利用者28万人の健康増進施設の機能を維持できるのか。
(2)ダイアプランとの連携
【1】公共施設の相互利用に関してダイアプランは新しい時代に突入していると考えるが、市長の考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆ 公共施設再編計画
Q1 狭山市の公共施設統廃合の目的について市長の見解は。
A1 人口減少などが進み、厳しい財政運営が予測される中で、現在の施設をそのままに維持していくことは困難であり、次世代へ負担を残すことなく、必要な公共施設サービスを未来へ継続していくために、既存の公共施設のあり方を見直し、真に必要な公共施設サービスを提供していくものである。
Q2 公共施設再編成をどのように進めるのか。
A2 公共施設再編計画に基づき進めていくが、地域住民や利用者への説明や意見聴取にも十分配意して再編を進めていく。再編の手法はさまざまであり、施設の単純廃止、複数の施設の機能集約化、運営を民間に移管するもの、近隣の自治体と共同運営に移行するものなど。個々の施設の特性や地域の状況などを踏まえて進める。
Q3 「サピオ稲荷山」は、狭山市の大きな街の魅力であり、利用者の声や、市民の声に耳を傾けることが、市民協働のまちづくりの要諦では。
A3 地元自治会などへの説明を実施し、施設を存続してほしいとの意見が多く出されたため、民営化に方針を変更した。今後も、地元自治会や利用者に説明を行い、意見などを聞いていきたい。協働のまちづくりで目指すのは、狭山市の実情や、厳しくなっていく将来の情報を共有し、議論をして進んでいこうというものである。