平成30年 9月 定例会(第3回)
平成30年9月18日 (一般質問)
猪股嘉直 (日本共産党)
1.狭山市の公共交通について
2.オスプレイの横田基地への配備
3.小中学校の教科書
1.狭山市の公共交通について
(1)道路運送法の「改正」
【1】飯能行きのバスの運行数減少の理由を把握しているか。
【2】交通業者の社会的責任と市の関与は。
(2)公共交通会議の現在の到達点
【1】茶の花号ルートの変更内容(新たなルート、無くなったルートなど)は。
【2】変更内容のそれぞれの理由は。
【3】近隣自治体への乗り入れルートの具体化は。
(3)今後の課題
【1】「買物難民」「ATM難民」「免許証返納時代」に備えた公共交通施策は。
【2】「交通空白地域」の設定は。
【3】当市の公共交通対策の予算と国の支援制度は。
2.オスプレイの横田基地への配備
(1)最近の動向
【1】7月3日以降のオスプレイの近隣地域での飛行状況は。
【2】この間の県、近隣市、当市の国への要請等の動きと対応は。
(2)今後の取組
【1】引き続きの要請、監視を
3.小中学校の教科書
(1)選定システム
【1】教科書選定システムの流れは。
【2】システムは全国共通か。又は地域ごとで違うのか。
(2)傍聴制度
【1】教科書選定等に関わる傍聴制度はどのようになっているのか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆茶の花号の市役所停車バス、ゼロでいいのか
Q1 茶の花号の運行経費に国からの支出は。
A1 市の公共交通施策に係る予算は、市内循環バス茶の花号の運行補償料である。これに対する国の交付金はないが、特別な財政需要として経費の80%程度が特別交付税として算定される。
Q2 水富循環コースと入間市バスが入間野田モールで連絡するが、待ち時間は。
A2 狭山市駅西口から入間市駅方面に向かう場合、入間野田モールに茶の花号が10時21分に到着した後に入間市バスが11時に出発するなど、両市のバスは一定の接続が図られている。
Q3 狭山市役所に停車するバスがなくなるがいいのか。
A3 地域公共交通会議で、狭山市駅入口交差点から狭山市役所までの区間の廃止について、意見があったことから、2か月間、乗降客数調査を実施した。市役所での降車人数は、1日当たり0.39人、乗車人数は1日当たり1.07人であった。乗降客数が極めて少ないことが、確認されたことから、地域公共交通会議で廃止することが合意された。
◆オスプレイ配備について
Q4 オスプレイ配備に対して県と一緒に要請をしているが、防衛省の態度は。
A4 引き続き国に対し、米軍への監視、要請を強めるよう求めていくことについては、オスプレイの配備と運用に対して、今後も正確かつ迅速な情報提供、日米合同委員会合意事項の遵守、飛行の安全の確保、市民生活の安全・安心と生活環境への配慮等について、埼玉県等と連携しながら国に要請していく。
国としても、こうした要請を踏まえて米国に対する監視や要請を強めるよう、このことも含めて要請してまいりたいと考えている。
◆教科書採択会議について
Q5 教科書採択会議の傍聴が10人しか認められていない。見直すべきだが考えは。
A5 教科書採択協議会は4市で行っている。より多くの人が傍聴できるよう、他の3市の委員と協議をしたいと考える。