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一般質問要旨

会議名

平成30年 9月 定例会(第3回)

質問日

平成30年9月19日 (一般質問)

議員名

綿貫伸子 (公明党)

通告内容

1.福祉
2.教育

質問要旨

1.福祉
(1)ひきこもり者等への支援
【1】ひきこもり者の実態の把握は
【2】ひきこもり者に対して、積極的にアプローチする考えは
【3】ひきこもり者に対するアウトリーチ支援は行われているのか
【4】ひきこもり者の社会復帰のために居場所や中間準備就労施設を設置する考えは
2.教育
(1)通級指導教室
【1】通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある児童・生徒の割合は
【2】通級指導教室の仕組みは
【3】通級児童・生徒数は
【4】職員体制は
【5】通級指導教室の効果は
【6】通級指導教室の課題は

―――質問と答弁の要旨―――

◆発達障害がある児童生徒への支援
Q1 通級指導教室の指導の効果は。
A1 例えば情緒障害の児童生徒は、支援指導により相手や場に応じたコミュニケーションや気持ちを落ち着ける手段を学び、望ましい人間関係を築くことができるようになってきている。通級指導教員と通常学級担任、保護者が連携をとりながら、児童生徒のよりよい成長につながるよう取り組んでいく。

◆個に応じた特別支援教育の充実
Q2 通級指導教室で個別に教育的支援を受けている児童生徒は、対象者の1割にも満たない。この実態に対しての教育委員会の見解は。
A2 就学相談を充実させ、教育のニーズを的確に捉え、障害の状況と児童生徒に応じた教育支援が行えるよう取り組んでいく。

◆地域福祉の力で、ひきこもり者などを支援
Q3 ひきこもり者の社会復帰のための居場所や中間準備就労施設を設置する考えは。
A3 元気プラザ内のコミュニティカフェでは、社会復帰のための就労体験だけでなく、家庭以外の居場所としての機能も果たしている。社会福祉協議会では無料職業紹介所を開設し、企業に対して就労が難しい方の就労支援について協力を依頼している。

◆ひきこもり者等などの支援のための連携
Q4 産業労働センター内でおこなわれている「若者のための就職相談」との連携は。
A4 産業カウンセラーなどの専門職が必要な助言を行っていることから、今後は若者のための就職相談とも連携して、ひきこもり者への支援をしていきたい。

◆積極的なひきこもり者などへの支援を
Q5 ひきこもり支援は、福祉、教育、保健、医療、職業相談など複数の専門機関による多面的で長期的な支援が必要である。今後の展開についての見解は。
A5 福祉政策課内のトータルサポート推進室が中心となって包括的な支援に取り組んでいるところだが、今後においても、ひきこもり者の状態に応じて適切な支援を継続できるよう、現状にも増して、ひきこもりに対する職員の意識を醸成し知識を深めるとともに、関係課間の連携を密にして支援に取り組んでいきたい。

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