平成30年12月 定例会(第4回)
平成30年12月10日 (一般質問)
望月高志 (日本共産党)
1.入曽駅周辺整備事業
2.教育
1.入曽駅周辺整備事業
(1)道路
【1】事業実施後の周辺道路の渋滞想定は
【2】埼玉県との協議状況は
(2)雨水
【1】雨水貯留施設の規模の検討状況は
(3)橋上駅舎・自由通路
【1】施工概算額30億円の妥当性は
【2】橋上駅舎化が必要な理由は
(4)財源
【1】資金計画の協議状況は
2.教育
(1)通級指導教室
【1】利用希望者の状況と入室状況は
【2】職員の育成状況は
【3】今後の計画は
―――質問と答弁の要旨―――
◆橋上駅舎化がもたらす効果とは
Q1 市が全額負担して設置する橋上駅と自由通路が必要な理由とは。
A1 東西自由通路は駅による市街地の分断を解消して、駅東西の往来を容易にするものだが、橋上駅舎と一体に整備することで駅利用者の安全性や利便性も図れることから、東西自由通路の整備にあわせて駅舎も橋上化するものであり、また、駅東口地区への商業施設の導入により、駅利用者も含め、人の流れが活発化し、こうしたことにより駅周辺の活性化が図られ、さらには市南部におけるまちの拠点性も高まってくるものと考える。
◆子ども達のための通級指導教室を
Q2 保護者が通級指導教室に一緒に通えることが一番良いが、家庭によっては一緒に通えない状況が想定される。柔軟に対応するには、各学校に通級指導教室が必要だと思うが、見解は。
A2 通級指導教室で指導を受けることが適していると判断された児童生徒が、毎年どの学校にも必ずいるわけではない。全校設置には、通級指導にあたる教員の確保が不可欠だが、県全体を見ても教員が不足し、新たな通級指導教室への配置は現状では難しい状況である。
Q3 現在の駅前の雨水被害の状況を鑑みると、入曽駅の整備にあたり、雨水貯留施設の規模を多くした方が良いと思うが、現時点での県との協議はどのように進んでいるのか
A3 埼玉県の条例で定められた量の雨水を処理できる雨水流出抑制施設を設置する必要があることから、現在、雨水の流出抑制の方法や施設の具体的な規模などについて埼玉県などの関係機関と協議し、詳細について検討しているところでありる。
Q4 橋上駅舎化と自由通路の金額の妥当性を今後どのように判断してくのか
A4 共事業の設計単価をもとに比較検討するとともに、近年、駅周辺整備事業において橋上駅舎と自由通路を整備した事例についてヒアリングを実施するなどして、妥当性を判断したいと考える。
Q5 子ども達が適切な指導が受けられるよう、人材の育成が必要と感じているが、通級指導教室の今後の計画は
A5 平成29年4月の公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律の一部改正によると、入級児童生徒13名に対し、1人の教員を配置することとなっているが、本市の現在の対象児童生徒数と教員数からすると、現在のところ、本市では教員が適正に配置されていると言えるところである。しかしながら、現在入級待ちの児童がいることや、今後入級希望の児童生徒がふえてくることが見込まれる中では、通級指導の充実のために、引き続き埼玉県に対して教室の増設や教員の配置について要望していきたい。