令和元年 6月 定例会(第2回)
令和元年6月20日 (一般質問)
綿貫伸子 (公明党)
1.協働
1.協働
(1)さやま市民大学
【1】本年1月に、当市にて市民大学サミットが開催されたが、その目的は
【2】市民大学サミットの内容は
【3】市民大学サミットの成果は
【4】協働の担い手の育成や人を生かす仕組みづくりの役割を果たしてきたが、市民
大学の課題と今後の展望は
(2)大学との協働
【1】2016年に市内4大学と連携に関する基本協定を締結しているが、その成果は
【2】大学生の目線で市の魅力を発信する狭山の魅力づくり事業の成果は
(3)高校生や大学生などの若者との協働
【1】若者会議のように、若者の声を市政に反映させる仕組みづくりの必要性につい
ての見解は
―――質問と答弁の要旨―――
◆大学等との協働事業を見える化
Q1 大学等の連携事業や協働事業の実績をHP上で公表するなど見える化する必要があると思うが見解は。
A1 大学との連携や協働をより一層推進する上で、また、本市と大学との連携や協働の具体的な取り組みを市民や学生たちに広く知ってもらう上で意義あるものと考えられるので、今後の具体的な方法を検討していく。
◆若者の力を生かすために
Q2 若者会議は、学生などがグループワークを通じて、若者の視点で市に提言するものだが、若者の声を市政に反映させる仕組みづくりの必要性は。
A2 次世代を担う若者の声を市政に反映させることは大変重要であると考えている。 市民団体が中心となって実施している「つな×つな さやま」のような市民同士が緩やかにつながる対話の場を活用して、市内の高校生や大学生などの若者から魅力あるまちづくりの意見やアイデアを引き出し、市政に生かしていきたい。
Q3 しっかりとした仕組みづくりを行い継続的に若者の意見を反映させる取り組みについての見解は。
A3 協働によるまちづくり条例を踏まえて、協働によるまちづくりを推進するための仕組みを検討していく中で、あわせて考えたい。。
◆協働事業に重要な役割を担うさやま市民大学
Q4 市民大学サミットの成果は。
A4 さやま市民大学のように市民と市との協働による大学運営は、協働の推進の観点から、まさに先進的な運営方法であると認識したところである。
Q5 さやま市民大学の今後の課題と展望は。
A5 本年度の受講生のうち新規の受講生は全体の3割程度に減少しており、また、終了生が設立する市民団体の数も減少してきており、こうした中では、新たな人材を発掘し地域につなぐとともに、終了生が団体を設立し、その団体を地域につなげていくことが課題となっている。そして、こうした課題の解決に向けて、講座・カリキュラムの見直しや、ターゲットを定めた講座の企画を行うとともに、元気プラザにあるコミュニティカフェにおいて、市民団体設立に向けた相談会を実施するなどの取り組みを行っているところである。
さやま市民大学の今後の展望は、協働によるまちづくり条例の制定を契機に、同条例に掲げた基本的施策の1つである、協働を担う人材の育成により一層取り組むとともに、現在も多くの終了生が団体を結成し地域で活動していることから、こうした団体が協働によるまちづくりを担う団体として地域で活動できるよう、その活動の支援にも積極的に取り組んでいく必要があると考える。