令和元年 6月 定例会(第2回)
令和元年6月20日 (一般質問)
笹本英輔 (令政会)
1.教育
1.教育
(1)部活動
【1】現在、部活動に所属する各学校の生徒の割合は。
【2】平日、土日祝日など、部活動の各校の実施状況は。
【3】部活動の在り方に関する方針の策定の経緯は。
【4】部活動指導員等の協力者との意思疎通はどのように図っていますか。
【5】年間の部活動の実施状況や結果等について、どんな所感をお持ちですか。
【6】生徒の部活動に対する潜在的なニーズとは、どんなことがありますか。また、
それを引き出す為の工夫は。
【7】保護者の理解や協力も同様に必要であり、ニーズを引き出すこともやはり重要
ですが、お考えは。
【8】部活動の顧問を務める教諭は専門的知識を身に付けなくてはならない側面があ
るが、それに対する助言や補助等をどのように行っていますか。
【9】部活動とは、生徒達にとってどのような活動であることが理想ですか。
【10】今後、学校部活動の活動規模はどのようになるものとお考えですか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆情熱の炎を学校現場から絶やさない
Q1 生徒たちにとって部活動とはどのような活動であることが理想的なのか。
A1 生徒の自主・自発的な参加で行われ、異年齢の交流の中で、生徒同士や教員などとの間で好ましい人間関係の構築を図るとともに、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感などを育む教育的意義が大きい。生徒が生涯にわたって豊かな生活を営むことのできる資質や能力を育む基盤として、適正な規模で個々のニーズに応じた活動が行えることが理想である。
Q2 部活動の顧問を務める教諭や部活動指導員などへの助言や補助はどのように行っているのか。
A2 県教育委員会が作成する指導の手引きに加え、運動部活動指導資料や各スポーツ競技団体などが作成する指導の手引きを活用するよう周知し、県主催の研修会を広く紹介して、参加者を募っている。なお、指導者講習会への参加や競技審判の資格取得などの費用の補助制度はないが、今後は必要な費用を精査し、補助することについて研究していく。
Q3 市の部活動に関する方針策定の経緯・背景は。
A3 生徒のバランスのとれた生活や成長に配慮し、教師の負担軽減も考慮した部活動の実施体制の構築が求められてきていることが背景にある。このような状況の中、国や県が総合的なガイドラインを策定し、これを踏まえ本市でも平成31年2月に方針を策定した。
Q4 部活動指導員などの協力者との意思疎通はどのように図っているのか。
A4 部活動ごとに活動方針や内容について年度初めに打ち合わせを行うほか、ふだんの部活動の中でも適宜打ち合わせをしている。
Q5 今後、学校部活動の活動規模はどのようになっていくと考えているのか。
A5 各学校の生徒や教員の数、部活動指導員の配置状況を踏まえるとともに、指導内容の充実、生徒の安全確保、教員の長時間勤務の解消等の観点からも、円滑に部活動が実施できるよう、適正な数の運動部と文化部を設置することが望ましい。