令和元年 6月 定例会(第2回)
令和元年6月20日 (一般質問)
大島政教 (はつらつ創造)
1.市政運営について
1.市政運営について
(1)4年間を振り返って
達成できた、道筋をつけた、または軌道にのったと思うこと、及びやり残した課題
については。
【1】小中学校の学力向上に向けての対策、及び成果は。
【2】企業誘致
・100社の企業訪問をした結果は。
・今後どのように生かしていくのか。
【3】女性管理職の登用
・目標に対する今後の方針は。
【4】財政の安定
・経常収支比率の今後は。
・財政運営を適正規模で行なうとのことであったが、その結果は。
・財政調整基金に頼らない、身の丈に合った財政運営とのことであったが、結果
は。
・補助金の交付を受けるためにしていることは。
【5】公共施設の統廃合
・進捗状況と今後の見通しは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆新たな企業誘致の見通しは
Q1 インターチェンジ付近の開発の進出予定業種と、企業誘致に向けた今後の取り組みは。
A1 立地企業の業種は現時点で決定していないが、土地区画整理事業の業務代行者に対し、地域産業の活性化のため、流通業だけでなく、多くの雇用を創出する製造業や成長分野産業などが立地するよう要請している。
今後も、企業ニーズを捉えて土地利用転換構想地区において産業用地の確保を図り、地域経済の活性化や雇用機会の確保につなげていく。
◆サピオ稲荷山の公営での存続
Q2 サピオ稲荷山の廃止・民間譲渡を検討しているが、その進捗状況と今後の方針は。
A2 平成18年度から指定管理者制度を導入し、民間のノウハウを生かした運営を行い経費の削減が図られ、導入した意義が認められる。一方、毎年多額の指定管理料を要しながら、利用者の半分以上が市外の方であり、近隣に類似施設が多く存在し、公共施設としての必要性が薄れてきている。このことから、健康増進施設としての機能は維持しながらも、より魅力ある施設として運営がなされるよう民間に運営を移管することとした。
◆女性管理職の登用
Q3 政府は市町村職員の女性管理職の割合について、2020年度末の目標に部次級で10%程度、課長級で20%としているが、狭山市は政府目標の半分である。今後の女性管理職の登用については
A3 狭山市特定事業者行動計画において、女性管理職の割合を令和2年度までに部長及び次長相当職で10%以上、課長相当職で10%以上、主幹相当職で30%以上、主査相当職で35%以上とする目標を掲げているが、課長職以下では既に目標を達成している。
今後、女性職員の管理職としての資質や意欲を高めることを目的とした研修や人材育成のための事業をさらに充実させ、女性の割合が少ない部長及び次長職相当職に登用する職員を育てる。
◆学力日本一の現状と見通し
Q4 市長公約で学力日本一を掲げたが、その実現に向けた取り組み内容やその結果は。また、いつまでに日本一を実現するのか目標は。
A4 今の子どもたちが社会人として各分野で活躍し幸せな生活を送る上で、十分な学力を保持していることが重要であり、その目指す姿として学力日本一を掲げたものである。また、学力日本一は単に学力テストの結果だけを意味するものではなく、思考力、判断力、表現力などの能力及び主体的に学習に取り組む態度を総合的にかつ十分に備えていることが自他とも認められる子どもたちの姿を意図している。このことから、具体的な数値目標は掲げていないが、各学校では、その意図する姿を目標に日々の教育活動に取り組んでいる。今後も、本市の教育活動のより一層の充実を図るべく必要な支援を講じていく。