令和元年 9月 定例会(第3回)
令和元年9月19日 (一般質問)
千葉良秋 (令政会)
1.教育の充実
1.教育の充実
(1)不登校の防止に関する取り組み
【1】不登校児童・生徒の実態をどの様に捉えており、その解消に向けた基本的な考え方は。
【2】不登校児童・生徒の推移
・不登校の定義を踏まえ、予兆の把握についてどのように行っているか。
・近年の不登校児童・生徒の人数の推移は。
・小学校〜中学校における各学年の不登校の状況は。
・学校別の不登校の状況は。
【3】不登校の原因の把握と改善方法
・原因の把握をどのように行っているか。また、調査項目と数値の把握は。
・原因は多岐にわたると思われるが原因別の改善方法はどのように行っているか。
・改善された事例と改善されなかった事例はそれぞれ何件あるのか。また、その理由はどのようなものか。
【4】不登校生徒の進路について
・社会的自立に向けた、進路の相談・指導はどのように行っているか。
・不登校生徒数と進路未定生徒数の間に数値の乖離がみられるが実態はどのようになっているのか。
・引きこもり等、進路や社会への適応に課題がある生徒に対しての支援はどのように行っているか。
(2)プログラミング教育の推進に関する取り組み
【1】2020年から必修科目となるプログラミング教育が、円滑に進められるためにどのような取り組みを行っているか。
・教える側の教師への研修・指導はどのように行っているか。
・児童生徒が興味をもって積極的に学習する環境づくりについての取り組みはどのように行われるか。
・実践的な教育がより重要であり、そのための教材についてどのような準備をしているか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆増える不登校児童・生徒
Q1 平成26年から30年の調査時点で不登校の児童・生徒が小・中学校合わせて82名から140名へと約40%増加している。その原因の把握と解消に向けての取り組みは。
A1 増加の原因は、友人関係の希薄化やコミュニケーション能力の低下が背景にあると考えられる。自己肯定感の喪失に陥らないように、コミュニケーションスキルや対人関係を育てるソーシャルスキルトレーニングなどを学級活動の時間に取り入れ、これらの学習を通してコミュニケーション能力の向上を図り、友人関係を築くことに努めている。
◆小学校プログラミング教育の必修化
Q2 プログラミング教育を行ううえで、簡単なプログラムから高度なプログラムへとつながる優良なソフトや実機教材を選択して学習の場に提供すべきと考えるが、見解は。
A2 プログラミング教育のための教材は、現在、多種多様なものが開発されており、児童の発達段階に応じて使用する教材を選ぶなど、プログラミング的思考を効果的に育むことのできるような教材を選択するように取り組んでいきたい。