令和元年 9月 定例会(第3回)
令和元年9月19日 (一般質問)
笹本英輔 (令政会)
1.環境
2.生涯学習・学校教育
1.環境
(1)ごみ収集
【1】ペットボトルごみの過去5年間の回収量の推移は。
【2】ペットボトル回収の年間費用は。
【3】近隣市のペットボトル収集日程の状況、収集方法は。
【4】市民からの収集日程等のペットボトルについての意見や問い合わせは。
【5】ペットボトル収集日程を月2回に拡大する考えは。
【6】ゴミ分別アプリ導入の考えは。
2.生涯学習・学校教育
(1)体育館
【1】狭山市民総合体育館アリーナをはじめ体育館の夏場の室温の実態は。
【2】指定管理者との暑さ対策の協議状況、対応状況、工事・作業内容などは。
【3】選挙投開票等、イベント時の暑さへの対応状況は。
【4】近隣市の公営体育館、学校体育館の暑さ対策の状況は。
【5】夏場の避難所として体育館は適当な環境であると考えるか。
【6】今年度、体育館での活動中に救急搬送された件数は。(熱中症)
【7】体育館にエアコン設置を検討しては。
―――質問と答弁の要旨―――
◆体育館現場の実態把握に努めて頂きたい
Q1 市内体育館の夏場の室温の実態は
A1 総合体育館などでは、毎日、定期的にアリーナの温度測定をしている。今年7月から8月末までの市民総合体育館での最高室温は30.7度、平均室温が26.7度。狭山台体育館は、最高室温が38度、平均室温が30.7度であった。小中学校の体育館は、室温の測定結果の記録はないが、暑さ指数31度を目安に、活動に適しているか判断をしている。この1学期や夏休み期間に、暑さのため授業や部活動を取りやめた報告はなかった。
◆災害時に体育館は避難所として機能するのか
Q2 夏場の体育館は避難所として適当であるか。
A2 学校の体育館では、災害時の電力や物資の調達状況にもよるが、避難者の熱中症予防対策として、換気、扇風機での送風、冷却用シートの配布など対応が必要であると考える。また冷房が完備された教室を活用することも検討していく。
◆様々な手法で人命を守る検討をされたい
Q3 体育館にエアコン設置をする考えは。
A3 体育館の暑さ対策は、重要な課題であると認識するが、エアコンの設置や維持管理には、多額の経費を要するため、国などの補助制度の動向に注視し、研究課題としたい。
Q4 ペットボトルの収集を月2回に拡充する考えは。
A4 平成30年度に生活ごみの収集日程の見直しを行った際に、夏場だけでも収集回数をふやすことについて検討したが、収集コストの増加を抑制する上から、また、同一日に収集品目が重複することを避ける上から、従来どおりの月1回の収集を維持することとした。
Q5 ごみの収集スケジュールなどもわかる、ごみ分別アプリなどの導入の考えは。
A5 ごみ分別アプリの導入は、ごみの分け方や出し方及び収集日程等を容易に確認できる機能やごみの出し忘れを防ぐための通知機能を備えており、また、災害時における収集体制の変更などの緊急情報を迅速に伝達できることなどから、本市としても導入を検討したが、既にごみ分別アプリを導入している所沢市など近隣4市における活用状況を調査したところ、平成29年度においてこのアプリをダウンロードしている世帯の割合は10%程度と低調であったことから、本市としては導入を見送っているところである。
今後、さまざまな行政情報を総合的に配信できるような統合型のアプリが普及し、活用が広まってくるような状況においては、その中にごみ分別アプリのような機能も盛り込んでいきたいと考える。