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一般質問要旨

会議名

令和元年12月 定例会(第4回)

質問日

令和元年12月11日 (一般質問)

議員名

大島政教 (はつらつ創造)

通告内容

1.福祉政策
2.産業政策
3.市内河川の風水害について

質問要旨

1.福祉政策
(1)サピオ稲荷山について
【1】サピオ稲荷山の廃止を決めた経緯は。
【2】庁議等、一連の会議の内容は。
【3】市長裁可に至った経緯は。
【4】民間譲渡を決めた経緯は。
【5】サピオ稲荷山や隣接する県営狭山稲荷山公園を活用して取り組むことが、学力、体力向上施策に資すると考えるが見解は。
【6】中高年の健康保持は、幸せな日々の支えと考えるが、見解は。
【7】茶の花号の路線変更で、サピオ稲荷山に行かず、市民からも不満の声がでている。サピオ稲荷山が市営にせよ民間譲渡にせよ交通手段の確保は必要と考えるが、見解は。
【8】近隣市の市民の利用が多いことが、一億円を狭山市が拠出する意義・公共性が薄れるとした関係部局等による審議過程は。
2.産業政策
(1)狭山工業団地と県立狭山工業高校との連携強化
【1】県立狭山工業高校が高校生ロボット相撲関東大会で優勝、全国大会に出場したとのこと。同校と狭山工業団地の連携強化への見解は。
3.市内河川の風水害について
(1)被害状況の把握と今後の対策
【1】令和元年に発生した台風15号及び19号などの被害の全容と、今後の対策は。
【2】災害対策本部の組織について、危機管理課の仕事・役割はどのようなものか。
【3】今後の入間川護岸の補強等について、どう考えているか。
【4】不老川の補強工事は県の仕事だが、市も市民の生命・財産保護の視点から県へ意見を出せないのか。
【5】高齢者・障害者等への避難勧告・指示について、今後どのような改善が必要と考えているか。また、外国籍の方への対応についてはどうか。
【6】避難所の設備等について、市民からの改善要望にはどのようなものがあり、今後の改善をどう考えているか。
【7】住民同士の連絡・助け合い組織について、どう考えているか。
【8】正規・非正規職員の在職者数は。また、災害発生時に防災活動に従事できるのは正規職員だけなのか。
【9】災害発生時、県へ要請すれば、ヘリコプターの出動も可能なのか。
【10】自衛隊への救助活動協力要請は、市が県に要請し、県知事が要請することになるのか。

―――質問と答弁の要旨―――
◆サピオ稲荷山
Q1 サピオ稲荷山が高齢者の健康の維持増進の一助になっていると推察されるというが、推察ではなく中高年の利用者の意見を聞く必要があると考えるが、いかがか。
A1 平成30年度利用者満足度調査で、約74%の方が満足と回答している。このことから利用者の多くを占める中高年の方にとっては、健康の維持増進に良い影響があるものと考えられる。引き続き、満足度調査により、中高年の方の声を聞いていく。

Q2 サピオ稲荷山の民営化の方向は、調査の結果を踏まえ年度内に決定したいとのことだが、最終的な政策決定は、市議会の審議を経るべきものと考えるが、いかがか。
A2 現時点では、民営化の内容や方法を検討している段階で、これらを踏まえ最終的に民営化の方向を決定することになる。この内容を市議会に報告していくが、民営化の具体的な手続きは、市議会の議決を得ることが必要となる。

Q3 小中学校の行事において、サピオ稲荷山と狭山稲荷山公園、智光山公園を活用し取り組むことが学力向上に資すると考えるが、いかがか。
A3 校外学習や体育の行事を通じて自然を身近に感じながら、学力を支える豊かな心の醸成や体力の増進を図る場として活用している。

Q4 台風15号、19号の災害対応を振り返り、総合的観点から、今後急がれる対策の要点は。
A4 地域における防災力の充実と強化のためには自助、共助、公助の責任や役割をより一層明確にしていく必要がある。そのために市として、特に台風19号への対応の中で、明らかとなった課題と、予想される課題について検討を行い、必要な見直しを図っていく。

Q5 県立狭山工業高校が高校生ロボット相撲関東大会で優勝の栄誉に輝き、全国大会に出場した。今後の狭山工業団地の進展と狭山工業高校のさらなる前進の観点から、この機会に狭山市と同校との緊密な連携についての考えは。
A5 本市では、平成28年度から地域再生法に基づく地方創生事業として、ふるさとモノづくり応援プロジェクト事業を実施しており、この中で市内企業のすぐれた製品や技術、働く方々の熱意等を紹介する冊子やウエブサイトを作成するとともに、モノづくり企業フェスを開催している。昨年度は、このモノづくり企業フェスを狭山工業高校を会場として開催し、1 9の企業がPRブースを設置、16の企業が展示やカタログの配布を行い、高校生など約440名の来場があった。こうした中で連携強化も図られたものと考えている。モノづくり企業フェスについては、本年度も令和2年3月に同校を会場として開催する予定である。
 また、狭山市工業高校は、昨年度、全国ロボット相撲大会へ出場し、来年1月には、市民会館において同校の取り組みの成果についての発表会が予定されている。この情報を市内企業にも提供することで、狭山工業団地との連携強化にもつながるものと考えている。

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