令和2年 6月 定例会(第2回)
令和2年6月16日 (一般質問)
広山清志 (公明党)
1.新型コロナウイルス感染症の影響と対策
1.新型コロナウイルス感染症の影響と対策
(1)介護事業への影響
【1】市の介護保険事務への影響は。
【2】市内事業者への影響は。
【3】介護サービス利用者への影響は
(2)障害福祉事業への影響
【1】市の障害福祉事務への影響は。
【2】関係団体、事業所への影響は。
【3】障害福祉サービス利用者への影響は。
(3)学校教育への影響
【1】学校再開について
・登下校の熱中症対策は。
・授業時間確保の考え方は。
・教室内で3密を防ぐ工夫は。
・必要な人員の確保は。
【2】GIGAスクール構想について
・国では、児童・生徒1人1台の端末整備のための補正予算が組まれているが、当市の状況は。
・Wi-Fi環境が整っていない家庭に対する通信環境整備支援も、国の補正予算にあるが、当市の状況は。
【3】学校給食の対応について
・コロナ感染症と食中毒の両方に注意が必要だが、対応は。
・4月、5月の納入予定の食材が、キャンセルとなったが、事業者への対応は。
(4)生活支援
【1】水道料金の無料・減免等の検討は。
(5)事業者支援
【1】各事業者の事業継続にあたっての経営状況の把握は。
【2】支援策の運用状況は。
【3】支援策の周知方法は。
(6)市財政への影響
【1】コロナ禍が及ぼす市財政への影響の調査は。
【2】コロナ禍の中でも、堅持すべき事業は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆介護事業者、利用者ともに安心してサービス を継続・利用するために
Q1 障害福祉サービス利用者が孤立しないためにも安心してサービスを受けられる、非接触のオンライン対応は有効と考えるが、見解は。
A1 電話での対応は、生活に変化があった場合など、声のトーンなどで状況を把握できることもある。一方、電話でのやり取りが難しい聴覚障害者には、試行的にタブレット端末を使用し、ビデオ通話で対応を行っている。対象者の状況に合わせて、オンライン対応も含め有効な方法を検討したいと考えている。
◆児童・生徒の「学ぶ機会の保障」の確保を
Q2 コロナ禍においては、登校しての授業時間確保だけでなく、オンライン学習も有効と考えるが、見解は。
A2 授業時間は、夏季休業日の短縮や、土曜日を授業日として授業数を確保して
いる。オンライン学習は、中学校ではオンライン学習支援サービスを導入し、通信環境がある家庭では自宅で、また学校のパソコンルームを開放しオンライン学習を活用できるようにしている。同様のシステムを小学校でも導入に向けて準備中である。
Q3 GIGAスクール構想の今年度の取り組みは。
A3 国の補正予算に「児童・生徒の一人一台端末の早期実現」が盛り込まれたことから、今年度中に端末を整備していくとともに、学校の無線LAN 環境についても同様に整備していく。
Q4 教室の3密対策は。
A4 教室内で3密を防ぐ工夫は、まず密集については、余裕教室の活用や机の間隔を広く取る等の密集をつくらない工夫をしている。密接については、学校の状況に応じて児童生徒の机の上に感染防止用の透明な仕切りの板の用意、フェイスガードの着用、廊下等へのソーシャルディスタンスを維持するための印の貼付、クラスごとに使用する水道を指定する等、近距離での会話や発声等の場面をつくらないよう工夫している。密閉については、気候上可能な限り常時窓やドアを開放し2方向の換気を行う等、換気の悪い密閉空間をつくらないよう工夫している。また、本市の小中学校では、換気機能付空調設備が全校に設置されているので、常にこれを作動させ、十分な換気が行われるよう努めている。
Q5 水道料金の無料・減免の検討は。
A5 現在行っている支払い猶予の措置に加え新型コロナウイルス感染症の影響により休業や失業、収入の減少により生活困窮となった方を支援する仕組みを検討中である。