令和2年 9月 定例会(第3回)
令和2年9月15日 (一般質問)
猪股嘉直 (日本共産党)
1.水富地域など狭山市北部のまちづくり
1.水富地域など狭山市北部のまちづくり
(1)市営住宅榎団地跡地活用と売却の状況
【1】JAいるま野への跡地売却の経緯と進捗状況は。
【2】JAいるま野の当該地域での構想を把握しているか。
【3】民間保育所の当該地域への進出の動向は。
(2)広瀬保育所の基幹型保育所構想について
【1】水富・柏原地域の保育所の敷地と延床面積は。
【2】基幹型保育所として広瀬保育所を選んだ理由は。
【3】広瀬保育所は、施設整備等によらず、基幹型保育所の任務遂行は可能か。
【4】他の地域の基幹型保育所の状況は。
(3)水富地域の公民館・図書館・コミュニティ施設・避難所について
【1】水富地域の公民館を一つに集約する方針案の背景と理由は。
【2】「公共施設に関する市民アンケート」でも高位の図書館を北部地域へ設置する考えは。
【3】若者や高齢者の居場所づくりの考えは。
【4】災害が頻発する中、この地域にコロナ禍における避難所の典型例として整備できないか。
(4)水富地域の小学校について
【1】「小・中学校の規模と配置の適正化」方針をコロナ禍の中で見直しが必要ではないか。
(5)水富地域のまちづくりをどう進めるか
【1】榎団地跡地と現広瀬公民館を一つの拠点として
【2】当該地域に公民館、図書館、コミュニティ施設、避難所、公立基幹型保育所などの複合施設の建設について検討してきたか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆榎団地跡地活用
Q1 6月定例会の答弁で榎団地跡地は、市道の拡幅整備、JAいるま野への売却、広瀬公民館の駐車場用地、民間の認可保育所の用地として活用するとのことだが、地域住民が要望している広瀬公民館の建替、コミュニティ施設、図書館や公立基幹型保育所など狭山市北部の拠点として活用できないか。
A1 榎団地跡地は活用計画が既に決定しているため、計画どおり進めていく。
◆国も少人数学級に言及
Q2 コロナ禍の中で、国のトップも、「密」などの問題で少人数学級の必要性に言及している。市としても方針の見直しをするべきでは。
A2 小中学校の学級編制は、法が制定された昭和33年には50人学級を標準としていたが、法改正によって45人、40人へと引き下げられ、小学1年生については35名となった経緯がある。国では、少人数学級の在り方について、新しい生活様式を踏まえ、学習、生活環境、GIGAスクール構想による1人1台端末環境の下での一人一人に応じた個別最適な学びや、教職員の働き方改革など、さまざまな角度から議論が行われてきている。この状況を踏まえ、国の方向性が示されるのに合わせて速やかに対応できるよう、その動向を注視していくが、現状の制度下で少人数学級を市が国に先駆けて行うことは、教職員の確保と人件費が、全て市の負担となることから難しい状況であると捉えている。