令和2年 9月 定例会(第3回)
令和2年9月16日 (一般質問)
齋藤誠 (公明党)
1.災害時の避難所等運営について
1.災害時の避難所等運営について
(1)新型コロナウィルス感染症防止に対応した避難所等の運営
【1】避難所等の「3密」をどう防ぐか。
【2】分散避難についての見解は。
【3】各避難所等のマスク・消毒液等の備蓄状況は。
【4】避難所運営マニュアル作成状況は。
【5】避難所開設運営訓練の実施状況は。
(2)女性の視点を生かした避難所等の運営
【1】授乳室の確保状況・女性用品等の備蓄状況は。
【2】女性の視点を生かした避難所等の運営対策は。
【3】避難所運営などにおける女性の任用についての見解は。
(3)災害弱者への支援対策
【1】福祉避難所の確保は。
【2】障がい者向けの避難所運営マニュアルの作成についての見解は。
(4)わかりやすい防災情報の発信
【1】防災情報発信の取り組み状況は。
【2】地域の避難場所の周知方法は。
【3】避難場所までの経路をわかりやすくするために街区表示板に二次元バーコードを付けることについての見解は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆避難所の3密防止策は
Q1 今後、このコロナ禍において、災害時に避難所の3密をどう防ぐか。
A1 人と人の「密」を避けるために、1人当たりの避難スペースを確保し、可能な限り多くの市民が避難できる場所の確保に努め、避難所内では、受付時や滞在スペースにおける動線、また世帯間の間隔の保持を徹底し、ソーシャルディスタンスを確保する。また、定期的な換気を励行することで、3密による感染リスクの低減を図っていく。
Q2 女性の視点を生かした避難所運営の取り組みは。
A2 女性に配慮した避難所運営を行うために、地域防災計画に基づいて構成される「避難所運営会議」に、複数の女性が参加することになっている。
Q3 障がい者向けの避難所運営マニュアルの作成についての見解は。
A3 狭山市地域防災計画に基づき、市民部、福祉こども部、長寿健康部の関係課で構成する「避難行動要支援者支援会議」において、障がい者向けの運営マニュアル作成について検討していく。
Q4 正確な防災情報発信の取り組み状況は。
A4 昨年6月から運用開始された5段階の「警戒レベル」の発信について、災害発生の危険度と市民がとるべき避難行動について、狭山市公式ホームページや防災啓発用動画などで周知していく。
Q5 分散避難についての見解は。
A5 分散避難は、避難所に多くの避難者が集中することを防ぐことができるため、感染症の感染防止に有効であることから、ホームページなどを通じて周知を図っている。