令和2年 9月 定例会(第3回)
令和2年9月17日 (一般質問)
西塚和音 (無所属)
1.新型コロナウイルス感染症対策について
2.まちづくりの方向性
1.新型コロナウイルス感染症対策について
(1)保険・医療体制
【1】新型コロナウイルス感染症に対する狭山保健所の業務が遅滞なく遂行されるために市が関与できることは。
【2】医師会などとの協力体制が構築される中で、検討されるべき課題は。
2.まちづくりの方向性
(1)入曽駅周辺整備事業の展開
【1】事業は現在どのような状況か。
【2】東西自由通路をつくる意義は。
【3】雨水への対策は。
【4】エレベーター、エスカレーターの設置は。
【5】営業されている商店等への配慮は。
【6】現在の東口改札の存続に係る鉄道事業者との協議の状況は。
【7】現在の東口から北側は歩道がなく、歩行者の安全確保については。
【8】西口駐輪場の代替案は。
【9】複合商業施設の誘致の状況は。
【10】本年開催が見送られたオリンピック関連の建設等によるこれまでの建築資材、人材確保の供給の点から、今後費用が抑えられる見通しは。
(2)狭山大橋の償還期限に向けた整備の必要性
【1】狭山大橋(有料橋)の償還期限はいつ迎えるか。
【2】交通量の変化をどのように見込んでいるか。
【3】東京狭山線の概要と産業道路としてどのように捉えられているか、市の見解は。
【4】交差点の改良や渋滞対策等、必要となることについての見通しは。
(3)住みよいまちづくりと基盤づくり
【1】都市のコンパクト化と交通ネットワークの形成についての方向性は。
【2】歩行空間や自転車利用を促進するための方策は。
【3】歩道が狭いまたは歩道がなく、自転車の走行も危険が伴う箇所の点検等はこれまでどのように行われてきたか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆入曽駅周辺整備事業での課題
Q1 現在の入曽駅東口から北側は歩道がないが、歩行者の安全確保について、どのように考えるか。
A1 県の見解では、県道入曽停車場線に歩道などを整備する予定はない。新たに東口に駅前広場とアクセス道路が整備され、入曽停車場線の自動車の通行量は減少が想定されるが、歩行者の安全確保は県に要請したい。
Q2 営業されている商店などへの配慮は。
A2 現在、駅周辺の店舗から事業地内への出店相談などがある場合に、随時対応することとしている。入間小跡地への複合型商業施設の建設や駅前広場周辺への店舗の立地などにより、駅周辺の人の回遊性が高まり、周辺店舗に対しても相乗効果があると考えている。
◆地域の拠点を核としたまちづくり
Q3 都市のコンパクト化と交通ネットワークの形成についての方向性は。
A3 第2次狭山市都市計画マスタープランでは、各地域の特徴や魅力を生かした地域づくりと幹線道路などの交通ネットワークにより、それぞれの拠点と地域コミュニティーとの連携を図り、市全域で効率的かつ利便性の高いコンパクトなまちづくりを目指していきたい。
◆入曽駅周辺整備事業での課題(その2)
Q4 雨水への対策は。
A4 県の雨水対策に関する条例に基づき、駅前広場などに雨水を地下に浸透させる雨水流出抑制施設を整備するほか、県が行っている不老川床上浸水対策特別緊急事業に併せて、入曽駅周辺へ下水道の雨水管を整備することを検討している。
Q5 駅西口側に店舗を建てられる状況にするためには、用途地域の変更以外の手法はないのか。
A5 入曽駅西側の鉄道境界から50メートル以内の区域の用途地域は第1種住居地域であり、現在でも床面積が3,000平方メートル以下の店舗などの出店が可能であるが、鉄道境界から50メートルを超える第1種低層住居専用地域では原則としてコンビニエンスストアなどの店舗の出店は制限されており、用途地域の変更が必要となる。