令和2年12月 定例会(第4回)
令和2年12月4日 (一般質問)
猪股嘉直 (日本共産党)
1.入間基地と近隣の米軍基地等に関連する問題
2.自動車工場の動向と当市の対応
1.入間基地と近隣の米軍基地等に関連する問題
(1)入間基地の来年度事業と今後
【1】予算の概算要求における、来年度の事業内容について
・自衛隊入間病院(仮称)建設の進捗状況と今後の予定、病院の役割は。
・災害対処拠点の整備状況は。
・航空安全管理隊とは何か。
・C2輸送機配備の状況は。
・入間基地の定員増の内容は。
【2】予定されている事業に対しての市の考えは。
【3】入間基地の事業と基地交付金とのバランスはどうか。
(2)自衛隊機、米軍機の落下物等の事案について
【1】自衛隊機、米軍機の落下物(入間基地所属の自衛隊機や他基地でも狭山市近隣での落下)の状況は。
【2】それぞれの落下事故の原因の調査結果は。
【3】事故調査後、現状は。
【4】再発防止策はどうか。
(3)戦闘機等の騒音問題について
【1】この間の騒音調査の推移は。
【2】市内の防音工事の到達点と今後の課題は。
【3】NHK受信料の軽減措置廃止の状況は。
2.自動車工場の動向と当市の対応
(1)大手自動車工場の今後
【1】大手自動車工場の狭山市からの撤退のスケジュールは。
(2)当市への影響と市の対応
【1】当市への影響(税収、人口、経済等)と対策は。
【2】自動車工場への当市からの働きかけは。
【3】撤退後の跡地の活用は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆ 航空自衛隊入間病院(仮称)などの施設拡充に伴い市民が被る危険性は
Q1 入間病院の役割は、海外を含めた広範囲での活動が想定され、電波情報収集機の配備と併せて考えると、入間基地のある狭山市が危険な地域になるのではないかと危惧するが、市長の受け止め方は。
A1 市長 本市が基地と共存していくうえでは、基地に起因する様々な障害の解消に努めていくことは不可欠である。今後も引き続き近隣自治体と連携し、基地周辺の生活環境の向上に取り組んでいく。
◆防音工事終了世帯にアンケートを
Q2 NHK受信料の補助カットはいかがなものか。工事終了後家庭の騒音実態調査を行なうべきと考えるがいかがか。
A2 本助成制度は国の施策であることから、市が直接、市民の意見聴取を行うことは考えていない。
◆自動車工場跡地活用検討委員会の設置
Q3 跡地活用検討に市民代表も入れて設置をする考えは。
A3 跡地活用検討委員会の設置は現時点では考えていないが、自動車工場が跡地の活用を検討するにあたっては、本市との協議の場を継続して設け、情報の提供や地元意向の聴取等に十分に配慮していただきたい旨の要望をしている。