令和2年12月 定例会(第4回)
令和2年12月7日 (一般質問)
千葉良秋 (自由民主党)
1.特殊詐欺の防止
2.不登校の防止
1.特殊詐欺の防止
(1)被害の発生状況
【1】狭山市内の発生件数は何件か
【2】被害金額の状況はどうか
【3】県内、市内での比較はどうか
【4】被害者の年齢、性別はどうか
【5】被害の手口はどのようなものか
(2)被害の防止方法
【1】被害防止をどの様に行っているか
【2】防止効果の検証を行っているか
(3)他機関や市民との連携等の状況
【1】警察との連携状況や市民からの通報受け入れ等についてどの様な取り組みをしているか
【2】自治会との連携等による、近隣相互の防犯の取り組みへの支援にどう取り組んでいるか
【3】事業所防犯協議会や防犯協会との連携状況や、金融機関、コンビニATMでの防犯にどう関わっているか
(4)啓発活動の取組
【1】市民への啓発をどの様に行っているか
【2】高齢者への啓発をどの様に行っているか
【3】自治会への啓発をどの様に行っているか
【4】啓発活動の効果を検証しているか
(5)機器の活用による防止
【1】防犯カメラの設置による抑止への見解は
【2】電話の録音通知による抑止への見解は
【3】スマホ一斉配信による抑止への見解は
2.不登校の防止
(1)不登校児童生徒の発生状況
【1】5年間の各年度における発生状況は
【2】学年別の発生状況は
【3】男女別の発生状況は
【4】各学年の想定原因別の発生状況は
【5】同一児童生徒の不登校継続の状況は
(2)原因の把握
【1】不登校の原因は多岐にわたり複雑であるが、その類型をどの様に把握しているか
【2】いじめの発生件数が過去最多であるが、不登校との関係はあるか
【3】原因の収集・分析・共有の状況は
(3)解決の実績
【1】不登校発生状況と登校復帰の状況は
【2】対策の効果検証を行っているか
(4)卒業後の進路
【1】中学校卒業後の進路はほとんどの生徒が進学しているが、その実態を把握しているか
【2】家業を継ぐ又は、技能職や芸術等の分野に進むことを希望する生徒もいると思うが、進路指導に偏りはないか
(5)不登校防止の意義
【1】急速なデジタル化進展やICT、AIの発達により教育の在り方すら変えてしまう様な時代において「生きる力」の育成を教育の基本とし、自ら考え行動し、豊かな人間性を備えた教育の実践が求められるが、不登校防止の意義について経過を踏まえての見解は
―――質問と答弁の要旨―――
◆狭山警察署管内の特殊詐欺被害は埼玉県内ワーストワン
Q1 被害にあいやすい年齢や性別の傾向は。
A1 狭山警察署に確認したところ、65歳以上の女性が被害にあうケースが多い状況とのことである。
Q2 高齢者に対する啓発活動は。
A2 警察と自治会が連携して高齢者宅を戸別訪問して注意喚起を行うほか、狭山地方防犯協会では、特殊詐欺に関する注意喚起のシールを作成し、警察と連携して訪問し、警察官が直接、固定電話に貼り付けるといった取組も行っている。
◆児童・生徒に寄り添い問題の早期解決を
Q3 学年が進むにつれて不登校が増加する傾向にあるが、原因の把握とそれに対する対策は。
A3 児童・生徒の出席や学校生活の状況などを経年で記録した児童・生徒理解教育支援シートによる報告、各学校で実施する学校生活アンケート調査のほか、担任の教員による観察や本人や保護者との面談などにより情報を収集し、校内の生徒指導会議や教育相談会議、専門家を交えたケース会議などで原因を分析することで類型を把握している。不登校の主な要因としては、無気力や不安によるものの割合が高くなっており、その原因として人間関係のトラブルや学力不振などが考えられる。友人関係では原因を究明しその解消に努め、学力不振では学習支援や学習方法に関する助言を行い、家庭内でのトラブルでは、こども支援課など関係機関と連携し家庭環境の改善に向け支援するなど、各々の状況に応じた対策を行っている。