令和3年 3月 定例会(第1回)
令和3年3月5日 (一般質問)
大沢えみ子 (日本共産党)
1.教育
2.行政運営
1.教育
(1)少人数学級について
【1】国において35人以下学級の実施が方針化されたが、少人数学級の効果をどのように捉えているか。
【2】狭山市の現状について、少人数学級を実施した場合にどうなるか。
【3】実施のスケジュールはどのようになる予定か。
(2)小中学校の規模と配置の適正化について
【1】現在の「狭山市立小・中学校の規模と配置の適正化に関する基本方針」は現状に見合っていないと考えるが見解は。
【2】現計画を白紙に戻し、少人数学級や学区の見直しを含め、再検討する考えは。
(3)障がいのある子どもの教育について
【1】障害者権利条約批准に伴う法整備について、学校現場への周知はどの様に行われたか。
【2】障がいのある子もない子も「通常学級で共に学ぶ」ことについての見解は。
【3】就学相談の状況についてどのようになっているか。
2.行政運営
(1)政策決定の在り方
【1】サピオ稲荷山の方針変更における政策決定の経緯は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆少人数学級の早期実施を
Q1 コロナの中で、国も35人以下学級を打ち出した。狭山市でも早期に実施してほしいが、少人数学級の効果とスケジュールは。
A1 個に応じたよりきめ細やかな指導と、よりよい教育環境がもたらされると考える。埼玉県では、全国より1年前倒しで、小学校3年生での35人学級の実施も可能である。加配教員が学級担任になるため、各校の実態などを配慮し、進めていく。
◆現在の学校統廃合計画は見直しを
Q2 入曽地区で協議会を立ち上げるとのことだが、今後の少人数学級を見据えて、現在の統廃合計画を見直し、全市的に再検討する考えは。
A2 現時点においては基本方針を再検討することは考えていない。国の動向を注視し、基本方針の見直しが必要となる状況が生じた場合には、対応する。
◆障害を持つ子と持たない子が共に学ぶ環境を
Q3 障害を持つ子も持たない子も、可能な限り通常学級で共に学ぶことについて、教育委員会としての基本的な見解は。
A3 インクルーシブ教育システムの理念に基づく教育の推進に重点的に取り組んでいる。障害のある子どもと障害のない子どもが一緒に参加する活動は、相互の触れ合いを通じて豊かな人間性を育むなど、全ての児童生徒にとって大変意義深いことと捉えている。