令和3年 6月 定例会(第2回)
令和3年6月14日 (一般質問)
金子広和 (はつらつ創造)
1.綱紀粛正
2.東中学校跡地
1.綱紀粛正
(1)公益通報
【1】公益通報者保護の意義と必要性をどう捉えているか。
【2】公益通報者保護法では、公益通報者に対する、解雇の無効・その他不利益な取扱いの禁止や、公益通報を受けた事業者や行政機関のとるべき措置などが定められているが、狭山市での対応は。
【3】市職員等からの内部告発は制度化されているのか。
【4】現市長が、狭山市長に就任してから現在までの、市職員等による内部告発があった事例と件数は。
(2)非違行為
【1】現市長が、狭山市長に就任してから現在までの、市職員等による非違行為があった事案と件数は。
【2】市議会では、議員の責務及び倫理規範の基本事項として『狭山市議会議員政治倫理規程』を定めているが、市長を含む市職員等の倫理規定はどうなっているのか。
【3】市職員等に非違行為があった場合の、責任の所在は。
2.東中学校跡地
(1)管理
【1】令和3年度の予算では、跡地の除草のみが計上されていたが、跡地へ運ばれている土砂による盛り土は何か。
【2】閉校記念碑等は跡地の敷地内に仮置きしている状況だと令和2年12月議会で答弁されていたが、現状は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆ 市長就任後、職員の地方公務員法第32条の法令違反(非違行為)は4件との答弁
Q1 具体的にどのような非違行為(義務違反)があったのか。
A1 1件目は事務の不適正処理、2件目は公共の場での迷惑行為、3件目は金銭の不当利得、4件目は服務違反によるものである。
◆ 非違行為があった場合の責任の所在は
Q2 市長及び教育長や市職員などに非違行為があった場合の責任の所在は。
A2 当事者が責任を負うものであり、管理監督する者も、指導や監督が不十分であった場合は責任を問われる。また、市長などの特別職は、非違行為の重大性に鑑み道義的な責任をとる場合もある。
◆ 市長はどのような責任をとったのか
Q3 和光市長は、「市幹部職員の不祥事に対する責任を取る」として、今年の5月8日付で辞職している。狭山市でも4件の義務違反があったとのことだが、これら義務違反に対する市長の責任問題についてどう捉えているのか。また、市長はどのような責任をとったのか。
A3 職員の義務違反は、任命権者の責任として厳正に処分する必要があると捉え、地方公務員法に基づき厳格に対処し、お詫び申し上げたところである。