令和3年 6月 定例会(第2回)
令和3年6月15日 (一般質問)
福田正 (改進)
1.智光山公園
1.智光山公園
(1)園内全域の自然環境について
【1】園内の動植物の生態系調査を行なったことはあるか。
【2】自然生態観察園の特徴は。
【3】今後、園内の生態系調査を考えているか。
(2)新設予定の有料施設・キャンプ場について
【1】本年度リニューアルオープンするキャンプ場の概要は。
【2】設計からの運用までのコンセプトは。
【3】ワーケーションキャンプ場になった場合は、何が変わるのか。
【4】本年度、貸し出しをしながらの施工は可能か。
【5】最大収容人数は。
【6】使用料の改定についての考え方は。
【7】火気取扱いの制限は。
【8】ごみ等の取り扱いの考え方は。
【9】管理体制と運用の考え方は。
【10】供用開始はいつか。
【11】キャンプ場周辺の生態系を含む環境への配慮は。
(3)ゼロカーボンシティ実現に向けて
【1】智光山公園内におけるカーボンオフセットの考え方は。
【2】二酸化炭素の吸収源となる、緑地保全への考え方は。
福田議員
―――質問と答弁の要旨―――
◆緑地や緑地の保全活動が果たす役割
Q1 広義な意味での智光山公園の山林が果たす役割と、カーボンオフセットの考え方は。
A1 カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動を通して排出される二酸化炭素などの温室効果ガスについて、排出量を削減しようと努力しても削減できない部分に対して、緑地の保全などの削減活動などを通じて排出される温室効果ガスを埋め合わせることを言うが、智光山公園を含めた市内の緑地は、二酸化炭素の吸収源としてその役割を果たしている。
Q2 今年2月、狭山市をはじめとするダイア5市で、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量実質ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言を表明したが、その中で森林の整備保全・活用がうたわれている。二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林などの吸収源による除去量との均衡を達成することで、カーボンニュートラルを目指すものであるが、当市における二酸化炭素量の吸収源となる緑地保全活動の考え方は。
A2 緑地には、二酸化炭素を吸収して地球温暖化を抑制するなどの多くの機能があり、二酸化炭素の吸収源としての機能を十分に発揮させるためには、今後、成長した樹木を伐採し、使って、植えて、育てる循環利用の視点も踏まえて、緑地を適切に維持管理していくことが重要である。