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一般質問要旨

会議名

令和3年 6月 定例会(第2回)

質問日

令和3年6月15日 (一般質問)

議員名

猪股嘉直 (日本共産党)

通告内容

1.入間川の氾濫防止対策
2.入曽駅周辺整備事業

質問要旨

1.入間川の氾濫防止対策
(1)入間川の堰
【1】入間川の堰の数、その管理者、築造の目的、現況、管理状態、受益者の増減、直接管理している担当者、最も大きな堰について把握しているか。
【2】入間川と堰が狭山市にもたらすメリットは。
(2)2019年の台風19号の被害
【1】水富地域の19号被災の状況と原因の分析は。
【2】19号被災時の笹井堰の状況は。
【3】19号被災の減災ために必要だった事は。
(3)笹井堰の課題と狭山市
【1】笹井堰が抱えている問題の把握は。
【2】問題解決のために市ができる事、国、県に要請すべきと考える事は。
【3】狭山市と第二用水組合との災害時の連携は。
【4】狭山市と第二用水組合の今後の関係性についての考えは。
2.入曽駅周辺整備事業
(1)住民の合意
【1】各自治会での説明会において、事業に対し8割の方が賛同をしているとの根拠は。
【2】総論賛成、各論には「意見あり」の状況がある。そうした意見への対応は。
【3】計画変更後の住民説明会、意見のある方に向けての説明会は。
(2)住民の要望と鉄道事業者の要望
【1】「改札口残して」の要望についての受け止めは。
【2】事業者の「現改札口廃止」の要望について、市としての受け止めは。
【3】西口の自転車駐車場の代替え地確保の進捗状況は。
(3)事業の見直し
【1】県道入曽停車場線を歩行者専用道路にする考えは。
【2】東西自由通路と橋上駅舎を見直し、現改札口を残した上で、茶農協跡地と結ぶ考えは。



―――質問と答弁の要旨―――
◆住民の声より、鉄道事業者の声を優先
Q1 駅の現改札口を無くすことは、住民の利便性より、鉄道事業者と市の考えを優先している。事業について住民に丁寧に説明し、理解を求めるというが矛盾していないか。
A1 駅の現改札口を残すこととした場合、現在の駅周辺のリスクである狭きょうあい隘な道路に車両が集中し、歩行者などの危険な状況が解消できないことなどについて、市民の皆様に丁寧に説明し理解を求めていきたい。

◆橋上駅舎と東西自由通路の見直し
Q2 入曽停車場線を歩行者優先の道路にし、現改札口と茶農協跡地に造る広場と結ぶ計画は。
A2 入曽駅周辺が抱える市街地の分断などの課題を解決するためにも、東西自由通路及び橋上駅舎を整備する必要があると認識をしており、現在の計画により事業を進めていく。

◆笹井堰と狭山市
Q3 笹井堰は老朽化が進んでいるが、狭山市ができることは。
A3 大規模改修などが計画された際には、本市を含め、国や県との協議を経ながら、必要に応じて国や県に要請してまいりたい。

◆説明会参加者は市民の0.44%
Q4 50億円の入曽事業。事業の説明会参加者は656人。市民14万9千人は直接聞いていない。パブコメ、HP、市の広報で知らせたというが、その程度で進めていい事業か。
A4 入曽駅周辺整備事業の計画を作成するに当たって、各単位自治会と日程等調整を行った上で説明会を行い多くの方からご賛同をいただいている。また、入曽地区自治会連合会の皆様には、計画の進捗に合わせて、機会を捉えて説明をし、意見をいただいている。市としては住民の皆様に丁寧に説明をし、議会の多数の理解をいただいて事業を行っている。

◆笹井堰の破損している3水門
Q5 修繕計画と財政支援は。
A5 笹井堰にある水門10門のうち、3門については修繕が必要であると聞いている。なお、築造されてから約80年が経過していることから、全面的な改修を含めた検討も必要な時期を迎えているものと認識している。入間第二用水土地改良区の予算で実施されると聞いており、市に対する財政的な支援の要請はない。

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