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一般質問要旨

会議名

令和3年 6月 定例会(第2回)

質問日

令和3年6月16日 (一般質問)

議員名

齋藤誠 (公明党)

通告内容

1.教育

質問要旨

1.教育
(1)子どものSOS
【1】「子どものSOS」には、どのようなものがあるのでしょうか。
【2】特に、5月の連休明けに「子どものSOS」が、出やすい理由をどのように認認識していますか。
【3】「子どものSOS」に、気付いた場合の対処方法はいかがでしょうか。
【4】「子どものSOS」を受け止める最善の方法は、どのように考えますか。
【5】現在のコロナ禍での影響をどのように捉えていますか。
【6】「ウェルテル効果」についての見解をお示しください。
【7】「パパゲーノ効果」に期待することをお示しください。
(2)「SOSの出し方教育」の推進
【1】「SOSの出し方教育」を、どのように捉えていますか。
【2】「大人が小さなサインを見落とさない」取組についての見解をお示しください。
【3】「生きづらさ」に寄り添い、「助けを求める力」を育む取組についてお考えをお示しください。



―――質問と答弁の要旨―――
◆ 子供たちが誰一人置き去りにされない社会のために
Q1 「子供のSOS」に気づいた時の対応は。
A1 気づいた教職員が心配していることを本人に伝え、苦しさやつらさ、不安などの気持ちを傾聴し、本人に寄り添った対応を行っている。また、子供の状況によっては教職員だけでなく、保護者やスクールソーシャルワーカー、さやまっ子相談員など関係機関との連携を図りながら相互に見守りを行っている。

Q2 現在のコロナ禍での影響は。
A2 保護者の働き方の変化などにより、家庭環境にも変化があったことが子供たちの心理面や環境面に大きな影響を及ぼしている。新型コロナウイルス感染症への対応として、丁寧な手洗いやマスクの着用の徹底に気を配ったり、休み時間の活動の限定や学校行事などの行動を制限されることがストレスとなっている。

Q3 「生きづらさ」に寄り添い、「助けを求める力」を育む取り組みの考えは。
A3 生きづらさを抱えている子供に適切な支援ができるよう教育活動の中で組織的に取り組んでいる。また、生活経験が浅い子供たちに、ためらわず助けを求めることのできる力を学校で育成していくとともに、子供の周囲に助けを受容してくれる大人が存在し、いつでも助けを求めることができる、より安全で安心な学校づくりに取り組んでいる。

Q4 「SOSの出し方教育」をどのように認識しているか。
A4 様々な困難やストレスへの対処方法を身につけるための教育であると認識しており、児童生徒が苦しいときにはためらうことなく助けを求めてもよいと学ぶこと、児童生徒に教育することは大変重要であると捉えている。

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