令和3年 9月 定例会(第3回)
令和3年9月17日 (一般質問)
衣川千代子 (日本共産党)
1.地域経済について
1.地域経済について
(1)大手自動車会社の現状と今後について
【1】今年度末をもって閉鎖との方針が示されたが、その後の情報は。
【2】来年度以降の市税への影響は。
【3】労働者の相談窓口を市が設置する考えは。
【4】新狭山商店街に対し、どのような影響が考えられるか。
【5】閉鎖による市民生活への影響は。
【6】今後のつながりとして企業にどんな働きかけを行っているか。
【7】跡地について、市民を含めた「跡地利用協議会」等を作り、企業と情報交換していく考えは。
(2)事業者支援
【1】コロナ禍でくらしや経営が大変な中、市内事業者への支援をどのように考えているか。
【2】コロナ禍での事業者の実態をどのように捉えているか。
【3】市内事業者の優先調達について、どのように考えているか。
【4】小規模工事受注希望者登録制度の業種を拡充することについての考えは。
【5】小規模工事受注希望者登録制度の名簿の今後の活用と改善についての考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆大手自動車工場の撤退
Q1 現時点で今年度いっぱいで閉鎖というが、最新の情報は。
A1 令和3年度をめどに完成車生産の機能を寄居町の完成車工場や小川町のエンジン工場に集約した後、1年から2年をめどに部品生産の機能を完全に寄居町に集約する。
◆撤退後の新狭山商店街への影響
Q2 飲食店経営者から「従業員がよく使ってくれた。店も改装したが、今は座敷まで使うことはない。出張の方が夜来てくれた。影響はかなりある。」と聞いている。商店街に対する対策は。
A2 新狭山商店街では経営者の高齢化による廃業や商店街活動の担い手不足などの課題を解決するため、令和元年度から埼玉県の事業であるNEXT商店街プロジェクトの採択を受け、シンサヤママーケットを立ち上げ、地域住民や行政が一体となって事業に取り組んでいる。
◆今後のつながりとしてどんな働きかけを
Q3 創業後50年以上が経過してできたつながりを、今後も継続してほしいが、市としてどんな働きかけを行っているか。
A3 地域社会とのつながりを継承していくために本市とのパートナーシップ関係の構築などについて要請し、硬式野球部と実業団駅伝で活躍している陸上部は市民の誇りであり、本市に存続していただきたい旨も要請している。
◆ コロナ禍における市内業者支援をどう考えているか
Q4 緊急事態宣言が9月12日から30日までに延長され、飲食店から「さらなる支援を」の声がある。市内事業者の支援をどう考えているか。
A4 コロナに負けない!狭山の事業者応援金やコロナに負けない!狭山のお店全力応援チケット事業など、スピード感を持って対応してきた。今年度については、事業者に安心して事業活動を継続できるよう、事業者やエッセンシャルワーカーの方に、優先してワクチン接種を実施した。また、狭山市ビジネスサポートセンターでは、コロナ禍という非常に厳しい状況にある事業者に対して、売上アップや商品開発など伴走型の支援を行うとともに、アフターコロナを見据え、ECサイトの構築や創業に向けたサポートなどにも力を入れてきた。
◆市内事業者優先利用の考え方は
Q5 庁舎内の文房具類や備品などの購入は、市内事業者を優先しているか。
A5 基本的には市内業者で発注や調達が可能なものについては市内業者からと考えており、公正な競争を確保しつつ、市内業者の受注機会の確保を図っている。