令和4年 3月 定例会(第1回)
令和4年3月9日 (一般質問)
猪股嘉直 (日本共産党)
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1.入曽駅周辺整備事業
1.入曽駅周辺整備事業
(1)事業に対する市民の声
【1】日本共産党が狭山市執行部に提出したアンケート結果への受け止めは。
【2】見直しを求める意見があることについて、なぜだと思われるか。
(2)入曽駅東口前のT字路(停車場線)の交通状況
【1】入曽駅東口前の県道入曽停車場線T字路の現在の交通量は。
【2】当該T字路の交通状況の特徴と問題点は。
【3】入曽駅への送迎車両の状況は。
(3)当該事業、入間小跡地の商業施設と交通問題
【1】事業後、停車場線の交通量はどう変化するか。
【2】区画道路1号線に繋がる県道川越入間線と市道B第296号線はどのように変化すると考えるか。
【3】県道所沢狭山線の交通量はどう変わるか。
【4】県の交通安全計画にある住民参加について、当該事業ではどのように考慮されているか。
(4)橋上駅舎と東西自由通路
【1】橋上駅舎と東西自由通路の費用を全額狭山市が支払うことは妥当か。(「覚書8条」費用負担)
【2】橋上駅舎と東西自由通路の費用が当初の30億円から37億円へと変遷した経緯と理由は。
(5)事業の進め方
【1】市長から鉄道事業者への「入曽駅周辺整備に関する協力について」(依頼)は、いつ、どのような内容で行ったか。
【2】鉄道事業者との「覚書」第6条第3項「事前に駅利用者等への十分な周知、説明、理解を得る」は行なわれたか。
【3】市民の疑問(現駅解体・駅の移動・停車場線の安全・自由通路・駐輪場等)にどう答えるか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆入曽駅東口の車両
Q1 駅前丁字路通過車両数と駅送迎車両数は。
A1 平成29年度に実施した交通量調査では、丁字路の流入交通量は、自動車が3,279台である。また、駅前に乗降のために停車した車両数は579台である。
◆入曽駅周辺整備事業の債務負担行為の議案
Q2 議決が行われたとのこと。いつの議決か。
A2 令和元年第4回定例会における一般会計補正予算(第6号)として、東西自由通路等整備及び橋上駅舎に伴う鉄道施設の改良に関し、従前の駅施設の機能を向上するための整備に要する費用を除く事業費を債務負担行為の設定として本会議において承認をいただいた。
◆覚書にある周知・説明・理解
Q3 住民と市が話し合える説明会の開催を。
A3 入曽駅周辺整備事業については、大変長い期間にわたって、歴代の市長、議員や地域住民が積み重ねてきたものである。本会議においても、ほぼ全ての会派から入曽駅については早急に改善をせよという言葉があり、その議員の声は地域住民の声であり、大勢の狭山市民の声である。市として、これまでも皆さまに説明してきたし、これからも説明していきたいと思っている。
◆入曽停車場線を歩行者優先道路に!
Q4 川越クレアモールや秋津から新秋津駅間のように歩行者優先にする考えは。
A4 平成29年度に実施をした交通量調査では、入曽駅東口への送迎車両は、午前6時から7時まで1時間に70台という結果であり、駅の送迎についてかなりの需要があることが判明した。また、雨天の場合には、さらなる送迎車両の増加も見込まれると想定される。その状況下において、車両進入禁止などの規制を行うことは、沿線住民の同意を得ることは当然難しいものと考えられることから、今回の計画の推進が、住民の利便性の向上とともに危険性の早期回避につながるものと考えている。なお、クレアモールの市道は、駅前の道路ではなく、駅への送迎の需要もないことから、県道入曽停車場線とは全く環境の違う状況の道路であると考えている。仮に入曽駅停車場線を歩行者優先道路とした場合、今よりもさらに周辺道路が渋滞するのではないか、また、駅利用者の利用に極めて不便をかけるのは明らかではないかと考えている。
◆入曽駅西口の懸案事項
Q5 「西口駐輪場の代替地」「西口の広場予定地に繋がるアクセス道路」の見通しは。
A5 現駅舎の解体、移動については、東西駅前広場及び東西自由通路の整備の必要性、また、狭隘な県道入曽停車場線の事故の危険性を回避する必要からやむを得ないものと考えており、西口の自転車駐車場についても、引き続き代替地について検討していく。