令和4年 3月 定例会(第1回)
令和4年3月10日 (一般質問)
広山清志 (公明党)
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1.狭山市の地域公共交通を充実させるための提言書
2.堀兼地区デマンドバス実証運行計画(素案)について
3.地域公共交通計画について
1.狭山市の地域公共交通を充実させるための提言書
(1)「全体像について」の提言から
【1】「高齢者・障がい者・妊産婦が金銭的・機能的に使い易い公共交通」の研究・検討状況は。
【2】茶の花号の車両小型化についての研究・検討状況は。
2.堀兼地区デマンドバス実証運行計画(素案)について
(1)「これまでの取組」について
【1】「堀兼地区の地域交通(デマンドバス)に関するアンケート調査」の結果概要は。
【2】その結果から実証運行計画に反映させた意見や、取り組むべき課題としたものは。
【3】先進自治体の視察を行ったとの事だがどのような公共交通だったのか。
【4】視察から実証運行計画に反映できた点は。
(2)実証運行の内容について
【1】車両決定までの経緯は。
【2】予約及び配車システムとして、実証運行計画にある事業者のAIオンデマンドシステムを選定した理由は。
【3】システムの使用料は。
【4】堀兼地区外の乗降場は4か所の設定だが、病院がないのはなぜか。
【5】地区内は一人1回300円となっているが、その金額になった経緯は。
【6】収支率目標値を30%とした理由は。
【7】堀兼地区以外への導入予定は。
【8】実証運行の開始後3年で、本格運行への移行判断となっているが、本格運行への取り組みは。
3.地域公共交通計画について
(1)計画作成の状況ついて
【1】R3年3月の「新たな地域公共交通の導入方針」に地域公共交通計画の作成に取り組む、とあるが進捗は。
【2】策定の主旨をどのように考えているか。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 堀兼地区内のデマンドバス利用については、1人1回300円の運賃の予定となっているが、この金額となった経緯は。
A1 アンケート調査では、地区内の目的地までの運賃を「100円〜 300円」と回答した方が最も多かったことや、実証運行にあたって、安価な運賃で多くの方に利用してもらうことを念頭に、交通事業者や関係機関との調整を経て、1人1回300円に設定した。
Q2 収支率目標を30%とした理由は。
A2 デマンドバスは、運行ルートやダイヤを定めず、利用者の予約に応じて、AIオンデマンドシステムを活用しながら効率的に運行できることから、県内の他自治体の例も参考に、収支率の目標を30%とした。なお、地域交通政策を専門とし、国土交通省主催の会議のほか、県内複数自治体の地域公共交通会議の委員を務めている有識者によると、「収支率30%」という目標値は、地域公共交通の運営にあたって「合格点」ではあるものの、達成には、運賃収入だけでは難しく、他の収入確保策の検討が必要とのことである。
Q3 堀兼地区は令和4年10月を目途に実証運行を開始予定だが、堀兼地区以外の導入予定は。
A3 他地区の導入については、狭山市地域公共会議において、堀兼地区の取り組み状況を各地区の関係者とも情報共有を図りながら、「新たな地域公共交通の導入方針」に沿って検討していく。