令和4年 6月 定例会(第2回)
令和4年6月14日 (一般質問)
千葉良秋 (自由民主党)
録画を再生
1.不登校解消に向けた取り組みについて
1.不登校解消に向けた取り組みについて
(1)不登校児童生徒数の推移の状況
【1】不登校児童・生徒の過去5年間の推移はどのような状況にありますか。
【2】小学校から中学校までの学年別の不登校はどのような状況ですか。
【3】男女別の不登校の状況は。
【4】不登校が改善されず、継続して不登校になっている児童・生徒数は。
(2)不登校の原因把握と対策の状況
【1】個々に多様な不登校の原因が想定されますが、原因把握の方法と分析をどのように行っていますか。
【2】原因別の改善対策について、専門的知見を持った立場の指導・支援は行われていますか。
【3】不登校になる前には、予兆があると想定されますが、どのような方法により把握していますか。
(3)不登校解決の実績と対策の効果検証について
【1】解決につながった実績は、どのような事例でしたか。
【2】解決または未解決の場合に行った指導・支援の効果をどのように検証していますか。
【3】保護者に対しての指導・支援についてどのような取り組みがされていますか。
―――質問と答弁の要旨―――
◆引きこもりには精神衛生の専門的支援が必要
Q1 「Q−U(楽しい学校生活を送るためのアンケート)」を実施しているとのことだが、やる気を見つけるための心理テスト・アンケートの結果をどのように活用し、指導に生かしているのか。
A1 Q−Uは、学校生活における児童生徒の満足感や意欲、学級集団の状態などを質問紙によって測定するものであり、教員の日常観察や面談による児童生徒理解を補い、児童生徒や学級の状態の客観的・多面的な理解に活用でき、いじめや不登校、学級の荒れなどの未然防止に役立てることができる。教員がQ−Uの結果を有効に生かすために、校内の活用研修や市教育委員会主催の研修の実施を行っている。
◆「学校生活充実支援委員会」の活動に期待
Q2 毎年の不登校の増加に歯止めをかけるには、不登校になってからの対策よりも不登校を出さない学校づくりに傾注するべきであり、精神保健福祉士や思春期外来などの心の専門家による事前対策の検討についての見解は。
A2 不登校の解消には、新たに不登校を出さない学校づくりが、不登校になってからの対策よりも重要であると考える。外部の専門機関からの指導助言は有益であることを考慮し、学校や保護者に適切に情報提供を行い連携していく。