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一般質問要旨

会議名

令和4年12月 定例会(第4回)

質問日

令和4年12月2日 (一般質問)

議員名

三浦和也 (改進)
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通告内容

1.入曽駅周辺整備事業
2.入曽地区の道路整備

質問要旨

1.入曽駅周辺整備事業
(1)進捗状況について
【1】入間小学校跡地に「入曽のまちが変わります!」との表題で、事業についてよ
く分かる看板が設置された。また、事業完成イメージ動画の公開など、様々な
媒体で広報宣伝に努力されている。市民等からの反響は。
【2】東口土地区画整理事業の工事の進捗状況は。
【3】周辺の雨水対策の進捗状況は。
【4】橋上駅舎・東西自由通路の進捗状況は。

(2)入間小学校跡地利活用事業について
【1】11月2日に、市と民間企業の間で包括連携協定の締結を行った。この企業のグ
ループ会社は入間小学校跡地利活用事業の優先交渉権者であり、商業施設用地
の定期借地借受人にもなっている。包括連携協定の締結内容と市に対する影響
は。
【2】この協定には、入間小学校跡地利活用事業についても対象に含まれるのか。含
まれるのであれば、包括連携協定を締結したことによる商業施設への影響は。
【3】商業施設用地内のケヤキの取扱いについて、配布を予定している後継木の育成
状況と伐採の時期は。

2.入曽地区の道路整備
(1)幹線道路の整備について
【1】市道幹第14号線の北側(県道川越入間線と市道幹第15号線の間)の拡幅等によ
り、入曽駅西側において南北間の主要幹線道路を整備する考えはあるのか。


―――質問と答弁の要旨―――

◆入間小学校跡地のケヤキの取扱いについて
Q1 ケヤキの伐採時期は。
A1 進出事業者から今回の包括連携協定締結を機に、市側に提案した施設機能を維持しつつ、ケヤキと共存した形での店舗建設に取り組みたい旨の意向が示された。しかし、樹木医によればケヤキの生育に課題があり、落下する枝の危険性を回避する対策や将来危険度が増した場合に伐採が可能なのか、また、憩いの場として提案のあったブックカフェやキッズパークといった機能がどこまで確保されるのか、さらには、地区内権利者には賛同が得られるかなど解決すべき課題が多いことから、その内容について精査するよう担当部局に指示している。

Q2 市はこれまでケヤキを伐採する方針で進めてきたが、方針が変わることになるのか。
A2 現段階で方針は決まっていないが、事業者側からの提案を承認した場合、今まで市が行ってきた説明を修正することとなる。入曽地区住民に実施したアンケート調査結果も反映された魅力ある施設として提案されたブックカフェ、キッズパークなどの機能が保証されること、また、ケヤキの老化や風雨による枝の落下などに対する人的・物的被害のリスクの回避や周辺住民からの落ち葉の処理に対する苦情などについて、事業者側が全ての責任を負うということであれば再考する余地はある。この場合、改めて入間小学校跡地利活用事業者選定委員会に諮り、方向性について検討していく。

◆入曽駅周辺整備事業の進捗状況について
Q3 入曽駅東口区画整理事業の工事の進捗状況は。
A3 新たに整備する入曽駅東口駅前広場に通ずる区画道路1号線の一部区間を除き、雨水管、汚水管、水道管の埋設や排水構造物の設置、歩道部、車道部の路盤工事をそれぞれ完了し、おおむね道路形態を確認できる状況になっている。また、区域内に設置する3ヵ所の雨水浸透貯留施設のうち、2ヵ所の設置を完了し、現在は駅前広場内の雨水浸透貯留施設や排水構造物の設置工事を進めている。なお、区域内の建物移転は、4件中3件について手続が完了し、うち2件の解体工事が完了した。

Q4 入曽駅周辺の雨水対策の進捗状況は。
A4 区域内に3ヵ所の雨水貯留槽施設を設置し、合計約467立方メートルの雨水を貯留し、地下に浸透させる計画としている。また、浸透量を上回る雨水は、上下水道部で県道所沢狭山線から県道川越入間線に埋設している雨水管に接続し、現在治水対策が進んでいる不老川に放流するもので、これらの工事は今年度中の完成を目途に取り組んでいる。なお、入間小学校跡地への進出企業や、換地先に伴い移転される権利者も、埼玉県条例や開発事業の事前協議による指導要綱に基づき、雨水対策に必要な施設を設置し、宅内にて処理してもらうこととなる。

Q5 橋上駅舎・東西自由通路の進捗状況は。
A5 実施設計業務として、構造計算や構造図、意匠図、電気図、設備図をはじめとする各種詳細図を作成し数量の計算を進めているが、作業と並行して開発事業の事前協議による事業概要の標識を現地に設置し、併せて近隣関係者への事前説明を実施した。また、建築基準法第44条の道路内の建築制限が生じることに対し、建築審査会に過日諮問し、現在建築確認申請に向け取り組んでいる。なお、実際の橋上駅舎及び東西自由通路の工事は、令和5年度当初に本市と工事施工協定を締結し、その後、鉄道事業者に工事の契約手続を進めていただき、工事に着手する予定である。

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