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一般質問要旨

会議名

令和4年12月 定例会(第4回)

質問日

令和4年12月5日 (一般質問)

議員名

田中寿夫 (市民派無所属)
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通告内容

1.消防団組織
2.市民サービス
3.民生委員

質問要旨

1.消防団組織
(1)交付金の決算
【1】消防団は何を根拠に組織されているか。
【2】消防団員の身分は。
【3】消防団の決算報告と監査は受けているか。

(2)消防後援会
【1】消防後援会から寄付は今年度も受けているか。
【2】その総額はいくらになるか。
【3】自治会から消防後援会への寄付は正しいと考えるか。
【4】これまで寄付金受領の決算報告は受けていたか。

(3)交付金交付要綱
【1】組織運営の経費の一部と交付規定しているが、残りは誰が負担すると考えているのか。
【2】運営交付金による物品購入の経費は備品購入にも充当できるか。
【3】研修や訓練の費用負担は市の予算計上があったか。
【4】団員の報酬、費用弁償は条例により市から支給されるが、別途活動手当を受領することは正しいか。
【5】運営交付金は昼食代、家族慰安会、懇親会等に充当は可能か。

2.市民サービス
(1)情報公開
【1】行政資料は漸次更新しているか。
【2】現金取扱員の常駐をやめたのはなぜか。
【3】情報公開請求者の個人情報は守られているか。
【4】情報開示は適切に行われているか。

3.民生委員
(1)署名活動
【1】民生委員の身分を位置づける根拠法令は。
【2】民生委員の署名活動が法に抵触することを民生委員全体に公表したことは正しかったか。


―――質問と答弁の要旨―――

◆自治会からの寄付は正しいのか
Q1 自治会から消防後援会への寄付は正しいか。
A1 消防団は自治会などが行う催し物にも従事している。消防団を応援する機運の高まりで消防後援会が設立され、地元から慰労の意味で寄付が行われているものと認識している。

◆寄付が正しいと判断した根拠は
Q2 消防団は今年度、消防後援会から933万円以上も受領しているが、消防団活動での使途は。また、寄付が正しいと判断した根拠は。
A2 後援会費の使途は、分団から後援会費の決算報告書の提出を依頼し確認した。後援会費の受領が明確に違法であると示されておらず、消防後援会の意思を尊重し受領していた。

◆寄付金を受け取ることについての市長の見解は
Q3 消防団条例では職務に対し金品の寄贈、接待を受けたり請求してはならないと定めており、消防団又は団員の名義で寄付金を募る行為を禁止しているが、消防後援会から寄付金を受け取ることは正当か。
A3 消防後援会の寄付が、消防団員の結束力の強化や地元の情報交換の場の創出、献身的な活動に対する慰労などを目的としていると思われ、消防団の存在意義や役割を評価する中で、今後の対応は、消防団と消防後援会のご意見も伺いながら、判断すべきと考える。



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