令和4年12月 定例会(第4回)
令和4年12月6日 (一般質問)
西塚和音 (はつらつ創造)
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1.地域文化の醸成と憩いの場づくり
2.公共施設の再編計画
1.地域文化の醸成と憩いの場づくり
(1)入間中学校跡地の公共広場について
【1】公共広場について、庁内ではどのような話し合いがされてきているか。
【2】住宅街に隣接した広場としては、街区公園や近隣公園などをイメージするが、市が考えるものとの違いは。
【3】どのような利用を想定しているか。
【4】防犯上の課題をどのように考えるか。
【5】管理はどこの部署が担っていく見通しか。
(2)入曽地域交流センター内のカフェコーナーについて
【1】これまでどのような利用がされてきていたか。
【2】これまでの事業者は平日昼間のみの営業だったが、土日祝日並びに夜間営業は制度上や運用上で可能か。
【3】空き店舗となっている状況だが、今後どのような展開が期待できるか。
(3)公園及び散策ルートに関連して
【1】各地区の公園数と一人当たりの公園面積は。
【2】市内には地図も含め案内表示されている看板が散見されるが、具体的にはどのような内容について案内がされているか。
【3】現在、観光協会や市民団体等ではどのような案内マップを作成頒布しているか。
【4】入曽地区や堀兼地区では武蔵野の雑木林が広がっているが、散策ルートとして紹介しているものはあるか。
【5】フィールドミュージアムという考え方に対して、市はどのようなものと捉えているか。またその取り組みは。
2.公共施設の再編計画
(1)学校の複合施設化への考え方
【1】学校を含む複合化の再編イメージが示されているが、その後どのような検討がされてきているか。
【2】市が参考としている事例は。
【3】学校との複合化を目指している地区で最も早く建て替えを行う予定としている地区とその時期は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆入曽地区子育て支援拠点施設に隣接した公共広場
Q1 住宅街に隣接した広場といえば、児童公園などをイメージするが、本事業で市が考えるものは。
A1 本事業で整備する公共広場は、関係法令に基づく公園ではなく、地域コミュニティ形成に寄与する場や災害時における一時集合場所として活用できる空間として整備するものとして、基本計画に位置づけたものである。
Q2 公共広場ではどのような利用を想定しているか。艇ね。
A2 保育所の運動会や児童館のイベント、マルシェや祭りなどの地域のイベントでの利用、災害時における一時集合場所としての活用を想定している。
◆入曽地域交流センター内カフェコーナーの将来
Q3 空き店舗となっている状況だが、今後どのような展開が期待できるか。
A3 令和5年4月の営業開始に向け、現在運営者の選定事務を進めている。以前に比べ施設利用者の年齢層が拡大してきていることから、幅広いニーズに対応できる事業者を選定したい。
◆新田開発や雑木林の歴史的文化的価値の再認識を
Q4 入曽地区や堀兼地区では武蔵野の雑木林が広がっているが、散策ルートとして紹介しているものはあるか。
A4 堀兼・上赤坂公園に入曽地区や堀兼地区に広がる、ふるさとの緑の景観地や緑のトラスト保全第9号地を主とする緑地保全に取り組んでいる魅力ある雑木林を案内するとともに、有形文化財として指定された堀兼之井や堀兼神社の随身門をはじめ、上赤坂、下富の散策ルートを紹介する案内板が設置されている。
◆公園や散策ルートを活用した地域文化の醸成を
Q5 フィールドミュージアムについて、どのように捉えているか。その取組は。
A5 博物館や文化財に関連づけ、文化の振興を起点とした観光の振興、地域の活性化の好循環を生み出すための地域マネジメントの一つの手法と捉えている。関連する取組としては、市内の文化財やお勧めのスポットとこれらを巡る散策コースを紹介する冊子などが発行されており、市民主体の活動においては、奥富の散歩道十二支巡りなどのマップが作成されているほか、各公民館においても、文化財、史跡、自然環境、文学などのテーマを設け、市民活動団体との協働により地域を散策する事業などを実施している。今後も、文化財等の地域の資源を活用し、多くの市民の方に地域の魅力を再発見していただけるよう、関係部署や市民活動団体と連携して取組を進めていく。