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一般質問要旨

会議名

令和5年3月 定例会(第1回)

質問日

令和5年3月8日 (一般質問)

議員名

大沢えみ子 (日本共産党)
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通告内容

1.医療体制の充実
2.ジェンダー平等社会へ

質問要旨

1.医療体制の充実
(1)市内病院の移転
【1】市内病院の移転が発表されたが、市の医療体制への影響は?
【2】医療体制確保についての見解は?

2.ジェンダー平等社会へ
(1)パートナーシップ制度
【1】制度開始からの申請状況は?
【2】制度を利用できる場面として拡大できたところはあるか?
【3】近隣市との連携状況は?

(2)学校現場の取組
【1】選択制の制服について市内中学校の状況と今後の対応は?
【2】小中学校における混合名簿の導入状況と今後の対応は?

(3)リプロダクティブ・ヘルス&ライツ
【1】リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)
1)第5次男女共同参画プランにもあるが、周知・啓発をどうしているか?
2)「情報を入手できる環境作り」についての取組状況は?
3)学校現場での教育も掲げられているが実施状況は?

(4)緊急避妊薬について
【1】望まない妊娠時などに緊急避妊薬の処方が可能なことについて市として啓発してほしいが考えは?
【2】対応可能な医療機関の周知、緊急対応可能な医療機関を増やす取組についての考えは?

(5)生理の社会化
【1】生理用品提供機器について
1)これまでの利用状況は?
2)設置場所を増やす考えは?
3)市として広告掲載の考えは?
【2】学校トイレへの生理用品設置
1)女性にとって必需品との認識は?
2)少なくとも中学校の女子トイレには設置してほしいが考えは?
3)防災備品の活用等についての取組状況は?

―――質問と答弁の要旨―――

◆パートナーシップ制度について
Q1 制度開始からの利用状況と、今後、住民票の記載を「縁故者」にすることや消防での情報共有についての考えは。
A1 制度を導入してから本年2月末までで、宣誓証明書などの交付は8件となっている。
住民票の記載や消防での情報共有は、埼玉県西部地域まちづくり協議会で協議していく。

◆リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)について
Q2 周知啓発をどのように行っているのか。若者向けの啓発リーフなど、情報を入手しやすい仕組みへの取り組みは。
A2 市の公式ホームページでの周知に加え、性暴力被害防止月間における公共施設でのポスター掲示やチラシの配架を行うほか、学校を対象としたDV防止の出前講座を活用して、
女性の生涯にわたる健康の問題について、引き続き情報の発信に努めていく。

◆生理用品の提供について
Q3 交流センター内に設置された生理用品提供機器の利用状況と、今後、他の施設に拡充する考えは。
A3 設置から令和5年1月末までの利用合計枚数は2,174枚、月平均約200枚の利用がある。利用者からの評価も高いことから、今後、まずは市民部所管施設への拡大を検討していく。

◆学校でのジェンダー平等の取り組みについて
Q4 選択制の制服、男女混合名簿の導入状況と今後の取り組みは。
A4 市内全中学校で女子の制服についてはスラックスかスカートの選択制となっている。男子は1校がスカートも選択可能となっており、今後、男子については生徒の実態に応じて対応を検討していく。混合名簿については、小学校では全15校で導入しており、中学校は今年度から2校が導入している。今後、導入していない6校についても導入を検討するよう働きかけていく。
Q5 中学校の女子トイレに生理用品を置いてほしいが見解は。
A5 生理用品については、養護教諭は児童生徒からの相談を受け、助言するケースもあり、保健室での管理は必要であると捉えている。トイレではいたずらなどの生徒指導の懸念があり、また衛生面、自己管理面等で新たな課題が様々に起こる可能性があることから、現状ではトイレへの設置の予定はない。


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