令和5年6月 定例会(第2回)
令和5年6月9日 (一般質問)
土方隆司 (新政みらい)
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1.財政と人口
1.財政と人口
(1)財政構成の変化と人口構成の変化
【1】人口がピーク時の狭山市の人口は。
【2】人口がピーク時の狭山市一般会計当初予算額は。
【3】令和5年の狭山市の人口は。
【4】令和5年度の狭山市一般会計当初予算額は。
【5】人口ピーク時と現在を比較した場合の人口構成の変化は。
【6】人口ピーク時と現在を比較した場合の財政(予算)構成の変化は。
【7】過去と現在の財政構成および人口構成の変化に対する市長の見解は。
(2)人口減少への対策
【1】転出人口の抑制に向けた取り組みは。
【2】転入人口の確保に向けた取り組みは。
(3)安定的な財政運営に向けて
【1】自主財源の確保に向けた施策の推進状況は。
(4)今後の取り組み
【1】狭山市の財政と人口、その推移や変化を踏まえ、今後の市政運営に向けた市長の所信は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆狭山市の財政と人口
Q1 人口がピーク時と現在で、狭山市の人口構成はどのように変化しているのか。
A1 0歳から14歳までの年少人口は、ピーク時の16.1%から10.2%と5.9ポイントの減、15歳から64歳までの生産年齢人口は、ピーク時の75.3%から57.8%と17.5ポイントの減、65歳以上の老年人口は、ピーク時の8.6%から32.0%と23.4ポイントの増である。
Q2 人口のピーク時と現在を比較した場合の予算構成は、どのように変化しているのか。
A2 人口のピークであった平成6年度と令和5年度の一般会計当初予算を歳出の科目別に比較すると、各種経費の増加により、全体的に増加傾向であり、中でも民生費は160億9,505万5千円増加し、約3.5倍になっている。一方で土木費は58億547万3千円、約57%減少している。
Q3 狭山市が今後も健全かつ安定的に継続していくには、人からも企業からも選ばれる狭山を目指していくことが必要だと考えるが、市長の所信は。
A3 予算編成において、民生費が市税収入を上回る状況となっており、これまで以上に厳しい行政運営を強いられるものと考えているが、本市の魅力をより一層向上させ、企業や若い世代に選ばれるまちづくりを進めていく。
Q4 社会情勢の変化に伴う人口構成の変化や財政構成の変化に対する市長の見解は。
A4 人口については、団塊ジュニアと呼ばれる世代が65歳以上となる2040年までに、少子高齢化はさらに進行すると考えており、財政収支については、税収は減少していく一方で、民生費をはじめとする義務的経費は増大していくものと捉えている。
Q5 転出人口を抑制することに加えて、転入人口を確保していくことも重要であると考えるが、転入人口の確保に向けた取り組みは。
A5 昨年度、日経新聞において「共働き子育てしやすい街ランキング2022」で、県内第1位となったことも踏まえ、積極的なシティプロモーションを展開していく。