令和5年6月 定例会(第2回)
令和5年6月9日 (一般質問)
大沢えみ子 (日本共産党)
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1.医療
2.サピオ稲荷山
1.医療
(1)新型コロナウイルス感染症・5類への移行後の対応
【1】罹患した場合の対処方法についてこれまでとどう変わるのか。
【2】発熱時に対応できる医療機関は市内にどれくらいあるか。
【3】リスクのある方の療養に関してはどのようになるのか。
【4】入院が必要となった場合に対応が可能な医療機関は県内にどれくらいあるのか。
【5】罹患した場合の外出停止期間の考え方は。
【6】施設等での集団感染(クラスター)発生時の対処方法と市の支援は。
(2)今後の医療費負担
【1】今後、コロナ関連の医療費の負担はどのようになるか。
【2】コロナ関連の入院時の高額療養費についてはどのようになるか。
【3】施設等での集団感染(クラスター)の場合の検査費用はどうなるか。
【4】国民健康保険傷病手当の対応は。
【5】国民健康保険の一部負担金の減免について、基準の拡大が必要では。
(3)マイナ保険証について
【1】マイナンバーカードと保険証の一体化における課題の認識は。
【2】国民健康保険の運営権者として今後求められる対応は。
【3】市内の福祉施設等での保険証預かりの実態は。
【4】現在の保険証発行を継続するとの立場で国への意見を上げるべきではないか。
2.サピオ稲荷山
(1)更新事業について
【1】現在の進捗状況は。
【2】VFMの算定結果は。
【3】民間との契約におけるリスクの回避ついての検討は。
【4】サピオ稲荷山の「役割」をどう考えるか。
【5】公的関与の具体的方針は。
【6】市民、利用者、関係団体からの意見徴収の考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆マイナ保険証について
Q1 他人の情報が紐づけされていたケースが全国で7,300件以上も報告されている。間違った情報に基づいた診療が行われれば命に関わりかねない。マイナンバーカードと保険証の一体化(マイナ保険証)について運用中止、または現行の保険証の発行を継続するよう国に意見をあげる考えは。
A1 健康保険証の廃止に伴い、被保険者が保険診療を受けられないなどのトラブルを被ることがないように、被保険者への適切な対応に努めていくことが重要であると考えている。
◆窓口一部負担金の減免基準の拡充
Q2 今後、コロナ関連の医療費が自己負担になり、医療機関での支払いが困難になる方が出ることが予測される。窓口で支払う一部負担金の減免制度について、住民税非課税世帯や外来受診時も対象とするなど基準の拡充を行う考えは。
A2 経済的理由により医療が受けられない状況が生じることはあってはならないと認識している。一部負担金減免制度のさらなる拡充については、これまで同様、低所得者への影響も十分考慮する中で検討していく。
◆サピオ稲荷山の更新について
Q4 更新にあたり、「健康日本21」や「データヘルス計画」など、狭山市で策定している各種計画に基づき、健康寿命の延伸など、具体的数値を盛り込んだ要求水準書を策定し、市民の健康づくりの拠点としての整備を行う必要があると考えるが市の考えは。
A4 健康日本21狭山市計画をはじめ、各種計画との整合や関係団体との連携を図っていきたい。要求水準書に数値目標を記載することは、事業を円滑に推進する上で極めて重要であることから、アドバイザリー業務の中で専門家の意見を参考に、具体的な内容の検討を進めてまいりたい。
Q5 利用者や関係団体などからの意見徴収やアンケート等を行う考えは。
A5 多世代の方に利用いただくことを念頭に、先進市の成功事例やアドバイザリー業務を有効に活用して検討したいと考えており、こうした過程の中で、効果的な市民ニーズの把握方法についても検討していく。