令和5年6月 定例会(第2回)
令和5年6月13日 (一般質問)
田中寿夫 (無所属)
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1.窓口・執務環境最適化業務委託について
1.窓口・執務環境最適化業務委託について
(1)低層棟2階フロア改修工事
【1】低層棟2階フロア改修工事の当初予算はいくらだったのか。
【2】事業費の積算根拠は。
【3】本契約は業務委託だったが、福祉フロアの改修工事はどのような契約だったか。
【4】本工事の請負者の見積書(税抜)と予定価格(税抜)はいくらだったか。
【5】本工事の企画提案書、見積書等の締め切りは遵守されていたか。
【6】本工事の見積書は見積心得を遵守していたか。
【7】本工事に伴う新規什器の調達及び搬入・設置業務や各種工事は入札で行う必要があったのでは。
(2)サテライトスペース工事
【1】契約内容は工事が主体であり、工事契約として競争入札に付すべきであったのでは。
【2】イメージ図、設計書の作成はどこが行ったのか。
【3】見積書の明細比較、項目等の比較検証はどこが行ったのか。
【4】見積の単価はどこで検証したのか。
【5】不要物の引き取り処分はどこが行いマニフェストは提出されているか。
―――質問と答弁の要旨―――
Q1 市の予定価格は消費税を除き1億5,318 万1,819 円のところ、優先交渉事業者の見積りが1億5,315 万円で予定価格よりわずか3万
1,819 円下回っただけの見積金額。一方、情報公開請求で入手した文書によると、もう一社の見積金額は税抜きで1億4,562 万8,500 円が提
示され、予定金額よりも755 万3,319 円も下回っている。優先交渉権者の提示額が最低額提示者より5%も高い金額であったことについて、プロポーザル評価でどのように反映されたのか。
A1 今回の業務は新しい働き方に対応する執務環境を作ることを目的に実施するもので、企画提案に対する評価に重点を置いた
ものであり、企画に対する評価点が最も高かった事業者が一番高い評価合計点を獲得し優先交渉事業者となっている。
Q2 プロポーザル実施要領には、見積書に社名と代表者名を記載し、押印することと記載してあるが、提出された見積書に押印がない理由は。また、書類不備にはあたらないのか。
A2 見積書の様式に押印の表示を市で行わなかったことや、4月25 日に窓口で提出の際に企画提案書の表紙の中に社名、代表者の記載と押印があったため、この企画提案書と見積書は一体として取り扱うものとの解釈から、担当で見積書の押印省略についてその場で承諾したものであり、提出に係る必要な書類はすべて整っていたことから、提出書類の不備とはせず受付したものである。
Q3 プロポーザル実施要項には、本支援業務に係る工事費、人件費その他必要となる経費が分かる内訳書を添付すること等を記載があったが、優先交渉権者からの見積書には内訳書が添付されていた。また要領には見積書に社名及び代表社名を記載し、押印することと記載してあり、実際に提出された優先交渉権者の見積には押印がないが、どのような理由か。
A3 優先交渉事業者の見積書に押印がないことについては、見積書の様式第6号に押印の表示をしで行わなかったことや、4月25日に窓口で提出の際に企画提案書の表紙の表紙の中に社名代表者の記載及び押印があったため、この企画提案書と見積書は一体として取り扱うものとの解釈から、担当で見積書の押印省略についてその場で承諾したものであり、提出に係る必要な書類はすべて整っていたことから、提出書類の不備とはせず受付したものである。
Q4 コンサルティング業務を外部に委託すれば、必要な什器備品の積算や工事契約といった別々の案件で競争を入札することが可能だったと思うが、1億6000万円強の大きな金額をなぜ随意契約としたのか。
A4 国及び県や他の行政機関における実績があり専門的な知識を有する事業者に一括して業務を委託することが最も効果的であるとの判断し、企画提案に重点を置いたことから、公募型プロポーザル方式によって事業者を選定したもの。