令和5年6月 定例会(第2回)
令和5年6月13日 (一般質問)
船川秀子 (公明党)
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1.教育
2.快適な生活環境に向けて
1.教育
(1)不登校児童生徒への支援
【1】第3次狭山市教育振興計画には、不登校防止対策の推進として、不登校児童生徒、その保護者に対しての支援について述べられている。現在の不登校児童生徒の小・中学校別の状況は。
【2】相談員、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる相談体制の充実を図っているとのことだが、現在の配置状況はいかがか。
【3】相談については、児童生徒と直接面談ができているのか。保護者からの相談が多いのか。
【4】新規の相談数、継続の相談数は。またコロナ禍において相談数は増えているのか。
【5】教職員との相互連携と書かれているが、教員にフィードバックし、その後家庭訪問などは実施されているのか。
【6】不登校児童生徒への学習の支援体制は、教育センターでの状況は。またICTの活用はどのようにされているのか。
【7】不登校児童生徒を抱えている保護者に対し、相談や心のケアはどのようにされているのか。また情報提供はどのようにされているのか。
【8】学習支援に近隣大学の支援などの働きかけの状況はいかがか。
(2)学校における生理の貧困
【1】生理の貧困についての認識は。
【2】今後、この生理の貧困に対して、教育委員会ではどのように対応されるのか。
2.快適な生活環境に向けて
(1)ゴミ分別の外国語表記
【1】近年、世界の様々な地域から転入してきているが、狭山市における外国人の国別の人数は。
【2】市のホームページ上に、英語、中国語、ハングル語の表記があるが、近隣市の状況は。
【3】今後はコロナも収束し、海外からの転入も増加することを考え、快適な生活環境に向け、外国語表記を増やしていくことについての見解は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆不登校児童生徒への学習支援体制、ICTの活用は
Q1 誰一人取り残さないとの観点から、不登校児童生徒への学習支援体制は。また、ICTの活用は。
A1 各学校では教職員が授業で使用した課題や学習教材などを届けたり、放課後に学習やテストを実施するなどして対応。教育センターでは適応指導教室を設置し、学校復帰を含めた社会的自立に向けて学習支援を行っている。ICTの活用は、今年度からAI型オンライン学習ドリルの活用が可能となり、自らの学びのペースに合わせて難易度を選択し学習することができ、個に応じた学びの支援に活用できるものである。
◆不登校児童生徒を抱える保護者への心のケア
Q2 不登校児童生徒を抱える保護者への、相談窓口や心のケアはどのように行っているか。
A2 小中学校においては、さわやか相談室や教育センターの相談員による相談など、保護者に寄り添う対応に心がけている。
◆ゴミ分別の外国語表記を増やすことについて
Q3 外国からの転入などの増加により、外国語表記を増やしていく見解は。
A3 現在作成している英語、中国語、ハングル語に加えて、外国人の居住実態を踏まえて他の言語への対応を検討する。
◆学校における生理の貧困の対応について
Q4 狭山市としてもぜひ小中学校のトイレに生理用品を設置していただきたいが、どのように対応されるのか見解を。
A4 教育委員会として、本年6月1日より生理の貧困対策として、市内の1つの中学校で試行的に校内の女子トイレに生理用品を設置し、利用状況等の検証を始めたところである。今後その結果を踏まえて協議し、他の学校にも展開するかどうかを含めて検討していく。
◆相談員と教職員との相互連携の状況は
Q5 教育センターへの相談や適応指導教室に通っている状況などを教員にフィードバックし、その後教員等による家庭訪問なども実施されているのでしょうか。
A5 教育センターの相談員は、相談の状況について適宜学校へのフィードバックを行い、その際、児童生徒や保護者の学校への要望等も伝えている。その後、学校と連携を取る中で、学校が状況に応じて家庭訪問や学校での面談等の対応を実施している。