平成26年 12月 定例会(第4回)
平成26年12月1日 (一般質問)
大沢えみ子 (日本共産党)
1.交通対策
2.まちづくり
1.交通対策
(1)高齢者の日常の足の確保について
【1】「シルバーパス」について
・西武が実施した実証実験の結果は
・結果を受け、市としての考察は
・高齢者福祉(介護予防)の観点からの活用についての考えは
【2】「茶の花号」について
・利用の状況をどのように分析しているか
・市民からの意見にどう対応するか
【3】今後の交通政策について
・市内における交通バリアの現状についてどう認識しているか
・これらの改善についての方向性は
2.まちづくり
(1)狭山市の魅力の発信
【1】次期計画に「子育て・教育応援のまち狭山」の位置付けを
・給付制の奨学金制度の創設
・駐輪場学生無料化の実施
・夜間の学習室の提供
・県のアスポート事業と連携した学習支援事業の市内実施
・市民大学における高校・大学等と連携した講座の実施
・地域と連携した学生向け住宅支援
-----質問と答弁の要旨-----
◆シルバーパスの実施は
Q1西武鉄道や西武バスが実施した実証実験をうけて、市としてシルバーパスのような「一定金額で乗り放題」という仕組みを実施する考えは。
A1高齢者が対象の「一定金額で乗り放題」といった市民要望があることは伝えたいと思う。高齢化が進行する中で、高齢者の日常の足の確保につながるような交通対策の必要性は、課題として捉えている。
◆茶の花号の運行改善に向けて
Q2狭山市では交通空白地があると考える。茶の花号の運行改善に向け、実態調査や分析をどのように行っていくか。
A2利用状況は、各コースともすべての利用者形態で増加傾向となっており、特に高齢者の利用状況では、23年度に比べ25年度では1万9,429人と2,177人の利用者増となっている。現在、循環バス利用者の利用時間帯や利用目的など、具体的な利用状況の調査はしていないため、まずは利用者アンケートや乗降量調査などを実施して意向把握に努め、利用者の利便性向上につなげたい。
◆「子育て・教育応援」のPR
Q3給付制の奨学金・駐輪場学生無料化・夜間学習室・大学等と連携した市民大学講座などを実施し、「子育て・教育応援のまち狭山」としてPRする考えは。
A3市制施行60周年記念式典では、「新たな狭山市を開いていこう」という熱い思いを、市内の小・中学生、高校生に伝えた。こういう時代だからこそ、子育て環境の充実はもとより、これからの狭山市のまちづくりを担う若い世代に対し、立派な社会人になってもらうような施策の充実が必要であると強く感じている。今後も各分野において、必要な支援策を講じたいと思っている。