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一般質問要旨

会議名

令和5年9月 定例会(第3回)

質問日

令和5年9月20日 (一般質問)

議員名

衣川千代子 (日本共産党)
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通告内容

1.避難所について
2.水野公民館

質問要旨

1.防災における女性、支援を必要とする方の視点
(1)避難所のトラブル
【1】避難所で起こるトラブルには、どのようなものがあるか。
【2】女性の視点からどのようなものがあると捉えているか。

(2)女性リーダーの育成と確保
【1】危機管理課の女性職員の人数と男女共同参画の視点からの防災研修の実施状況は。
【2】女性リーダーの育成と確保についての取組状況は。

(3)第5次男女共同参画プラン
【1】地域の防災分野における男女共同参画の推進に関して「施策の具体的な内容」4点についての状況は。
(a)防災会議等への女性の参画
(b)男女共同参画の視点に立った災害時の対応
(c)女性リーダーの育成
(d)女性消防団員の入団促進

【2】基本方針V安全・安心に暮らせる生活環境の構築の「3防災における男女共同参画の促進」に具体的な内容として成果目標をあげている。女性の自主防災リーダー養成講座の女性の参加者数の状況は。

【3】女性が自主防災組織リーダー養成講座に参加しやすい工夫やより役立つ内容とする考えは。

(4)避難所の運営について
【1】女性の視点からのチェックが行われているか。
【2】高齢者や妊産婦、障害のある方等の声をどのように捉えているか。
【3】避難所に女性リーダーや女性相談員を配置する考えは。

2.水野公民館
(1)存続について
【1】水野公民館の存続について、今後どのように考えているか。
(2)建物の活用について
【1】防災拠点としての役割をどう考えているか。
【2】公民館や市民サービスコーナーの役割など市民の活動の拠点をどう考えているか。
【3】投票所として活用する考えは。
【4】学童保育室としての活用についての考えは。
【5】在り方の検討にあたり、住民の声をどう反映させるか。


―――質問と答弁の要旨―――
◆避難所でのトラブル
Q1 女性の視点から見たトラブルをどう捉えているのか。
A1 トイレや更衣室などの設置場所に伴うプライバシーの確保、炊き出しは女性の仕事という固定的役割分担意識や無意識の思い込みが招く女性への負荷、また、見ず知らずの他人と一緒に生活することなどのストレスから暴力事件なども想定される。

◆女性リーダーの育成と確保
Q2 女性リーダーの育成と確保の取り組みは。
A2 災害対応時に陣頭指揮を執る現地災害対策本部長8名のうち3名が女性職員である。また、コロナ禍の影響により令和2年度以降開催していない自主防災組織リーダー養成講座を再開し、男女問わず、リーダーの育成及び確保に取り組んでいく。

◆避難所の運営
Q3 避難所運営マニュアルなどを作成する際に、女性の視点でのチェックはあるのか。
A3 狭山市地域防災計画において避難所の運営は、自主防災組織、自治会、現地災害対
策本部、学校職員などを中核とする避難所運営会議により自主的運営を行うこととしており、女性に配慮した避難所運営のため、原則として複数の女性の参加を定めている。また、避難所の設置に当たっては、プライバシーの確保と女性や乳幼児のための専用スペースの確保に配慮することとしている。

◆水野公民館について
Q4 投票所と学童保育室としての活用は。
A4 水野公民館がある第17投票区は投票区域の端に位置しており、また十分な駐車場の確保ができていないことから、現時点では投票所として活用することは考えていない。
入曽地区の待機児童解消を目的に、公立学童保育室と同基準で保育を実施する民間学童保育室を本年8月1日に開設したところであり、水野公民館を学童保育室として活用する予定はない。

Q5 今後の存続についての考えは。
A5 水野公民館は、公共施設等総合管理計画及び公共施設再編計画において、機能の見直しを図る中で集約化または複合化を検討することとしており、現時点では計画に変更がないが、今後公共施設の再編を進めていく中で、その在り方について改めて関係部署と検討していく。

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