令和5年9月 定例会(第3回)
令和5年9月21日 (一般質問)
丸橋ユキ (無所属)
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1.環境
2.防災
1.環境
(1)川や緑の環境保全
【1】狭山市にとって入間川、不老川にはどのような価値があると考えるか。
【2】市はどのような面から市内の川の管理に関わっているか。
【3】川の生物多様性の保全のために、川の緑の保全についてどう考え、どう取り組んでいるか。
【4】市の部署を超えて川づくりや緑の保全に取り組む体制はあるのか。
【5】川や緑など自然環境の保全に関して、近隣自治体と連携して広域で取り組む考えは。
【6】入間川や不老川を、市民の環境意識を高め、自然に親しみ体験する場として活用していくことへの考えは。
(2)特定外来種等の対策
【1】特定外来種等の対策の状況と成果は。
【2】特定外来種等による生物多様性への影響は、実際どう現れているのか。またその調査への考えは。
(3)市民や団体への支援
【1】自然環境の保全に関して、市民や団体の活動をどのような形で支援しているのか。
【2】自然環境の保全に関して、市民や団体からの提案により共同で事業を進めていくことへの考えは。
2.防災
(1)防災井戸
【1】市内の防災井戸の種類、用途は。
【2】災害時に必要な飲用水は給水車だけで足りるか。給水車が出せない時の飲用水はどう確保するか。
【3】生活雑用水の確保として防災井戸の数は足りているか。
【4】防災井戸は停電時に使えるか、その確認は平時とれているか。
【5】防災井戸のメンテナンス状況について、その確認は平時とれているか。
【6】防災井戸の所有者に対して、市から維持費等の補助はあるか。
【7】防災井戸の存在を日頃から市民に知らせるために、現地に看板等を設置する考えは。
【8】自治会長や防災委員に対して、担当地区内の防災井戸や給水所を日頃より知らせておくことへの考えは。
【9】災害時に誰がどこの防災井戸をどう利用できるのか、そのシミュレーションはできているか。
【10】災害時における井戸水の供給に関して井戸所有者とどのような取り決めをしているのか、その協定があるのか。
【11】井戸所有者に向けて防災井戸への登録を促すことへの考えは。
【12】防災井戸の登録要件についてウェブサイト等で周知する考えは。
(2)「狭山市防災ガイドブック」
【1】「狭山市防災ガイドブック」は2016年に発行されたが、改定の予定は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆入間川、不老川に対する市の役割とは
Q1 狭山市ではどのような面から市内の川の管理に関わっているか。
A1 河川の管理者である県と市民との橋渡し的な役割を担い、また、河川の水質監視について県から事務移譲を受けている。さらに、河川の美化や保護活動を行う各種団体にさまざまな形で支援している。
◆河川整備における河畔林皆伐への評価は
Q2 川の生物多様性の保全のために、河畔林や周辺の緑の保全についてどう考え、具体的にどう取り組んでいるか。
A2 河川における治水や利水、環境などの各種機能のバランスを考慮する中で保全していくことが必要だと考え、水質監視や市民団体との協働事業などを実施している。
◆市民団体に任せるのではなく旗振り役を
Q3 市内で自然環境の保全に取り組む市民団体がいくつもある。団体の間に立ち、仲介や調整を図る役割を市が担うことへの考えは。
A3 NPO法人さやま環境市民ネットワークが環境団体交流会などを通じて環境団体のネットワーク化を進めており、市としてもこの活動を支援していく。関係団体にはそのような場や機会を活用して情報交換を図ってほしい。
◆防災井戸の存在と運用について平時より周知を
Q4 市内にはいくつの防災井戸があるか。防災井戸の水は何に使われるのか。
A4 防災井戸として市が指定避難所等7ヵ所に災害用給水井戸を設置しているほか、一般住宅等にある井戸80ヵ所を防災井戸として指定しており、さらには市内企業が設置する12ヵ所の井戸について、災害時における井戸水の供給に関する協定を締結し、災害時に生活雑用水として利用する井戸として確保している。
Q5 災害時に誰がどこの防災井戸をどう利用できるのか、そのシミュレーションはできているか。
A5 災害が起こり、実際に防災井戸を利用する場合には、現地災害対策本部員が所有者宅を訪問するなどして、改めて協力の意向を確認してから使用を開始し、給水作業は地域の自治会員等の協力を得ながら対応することを想定している。