令和5年12月 定例会(第4回)
令和5年12月4日 (一般質問)
大沢えみ子 (日本共産党)
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1.道路問題
2.高齢者支援
3.健康づくり
1.道路問題
(1)私道整備について
a.私道の中で、経年劣化等により日常生活に支障が出ている箇所があるが、市としてどう認識しているか。
b.「私道補装整備に関する要綱」の利用状況は。
c.市民要望に応えられるよう「私道補装整備に関する要綱」の見直しが必要では。
d.今後の対策として全国の例も参考に新たな補助制度を検討してほしいが考えは。
(2)市道認定について
a.住宅開発等において市道と認定される基準は。
b.行き止まり道路も対象としてほしいが考えは。
2.高齢者支援
(1)介護・疾病予防
a.要介護認定の直近の状況は。
b.「おでかけ応援チケット(仮)」の検討状況は。
c.フレイル予防の取り組み状況と、次期計画への位置付けは。
(2)後期高齢者保健事業等補助金
a.狭山市の活用状況と他市の事例は。
b.積極的な活用で高齢者の健康増進を図ってほしいが、具体案は。
(3)ひとり歩き高齢者安心シール交付事業
a.これまでの登録状況と利用例は。
b.対象者、支援者、一般への周知の状況は。
c.模擬訓練や捜索訓練の実施の考えは。
3.健康づくり
(1)データヘルス計画
a.第2期計画の最終年度となるが、各種目標の達成の見通しは。
b.この間のデータから見る狭山市の課題をどう捉えているか。
c.次期計画に位置付ける重点課題をどう考えているか。
d.受診率向上が一つの課題と考えるが、市制施行70周年を契機に、「受診率向上プロジェクトチーム」(仮)をたちあげ、周年行事とのタイアップ企画などを検討できないか。
e.受診率向上に向け、「健康ポイント」(仮)制度を導入する考えは。
―――質問と答弁の要旨―――
◆市制施行70周年記念行事を活用して健康増進事業を行い、特定健康診査受診率アップを
Q1 来年の市制施行70周年に際し、各種行事とタイアップして「めざせ健診70%!」のような健診率アップの取り組みができないか。
A1 市制施行70周年を健康増進活動啓発のためのよい機会と捉え、庁内関係課のほか、協定を締結している民間事業者などとも連携して、特定健康診査受診率の向上に向けた啓発活動や市民の健康意識を高めるための事業などについて、今後検討していく。
◆劣化した私道の整備についての補助を
Q2 経年劣化による「えぐれ」や「でこぼこ」ができた私道で、夜間に足を取られて転倒する事故が起きており、現在の「私道整備要綱」では対象とならない道路が多く、また、この5年間は要綱の利用がない。必要な改修ができるよう要綱を見直しすべきではないか。
A2 私道は道路として使用する方が限定されていることから、基準を設けることは、公共性や公平性を含め慎重に検討する必要がある。
Q3 埼玉県後期高齢者広域連合から交付される補助金は、健康に関する事業なら活用できる可能性が高く、県内では1000万円を超える補助金を受けている自治体もある。狭山市も積極的に活用して欲しいが考えは。
A3 令和6年度に予定されている補助金交付基準の変更状況を見極めながら、健康づくり支援課や保健センター、介護保険課などとも連携をして、当該補助金の有効活用策を検討していく。
Q4 認知症高齢者と家族向けに「安心シール」が交付されているが、これまでの実績と、模擬訓練などを行う予定は。
A4 令和元年度の33人の登録から始まり、2年度末で36人、3年度末で47人、4年度末では55人の方が登録しており、毎年度10人から20人程度の新規申請がある。なお、安心シールの二次元コードを読み取って発見へとつながった事例は、令和4年度に12件、今年度は9月末までに4件である。認知症に関する講演会や認知症サポーター養成講座などの機会を捉え安心シールの周知を行うほか、参加者に認知症の方への接し方の練習の中で実際に二次元コードを読み取っていただくなど、シールに気づいた場合の対応策について理解していただくことを主眼に、大規模な訓練によらない方法で来年度から実施したいと考えている。