令和5年12月 定例会(第4回)
令和5年12月4日 (一般質問)
町田昌弘 (健政会)
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1.野生鳥獣
2.文化財
1.野生鳥獣
(1)大型獣類
a.クマに関して把握している県内、隣接市、狭山市内の過去3年間の目撃情報と被害状況は。
b.シカに関して把握している県内、隣接市、狭山市内の過去3年間の目撃情報と被害状況は。
c.イノシシに関して把握している県内、隣接市、狭山市内の過去3年間の目撃情報と被害状況は。
d.サルに関して把握している県内、隣接市、狭山市内の過去3年間の目撃情報と被害状況は。
e.クマ、シカ、イノシシ、サルにおいて、10年程前の目撃情報や被害状況と比較した現状は。
f.市内で大型野生獣の目撃情報が寄せられた際の対応は。
g.大型野生獣の出没情報が寄せられた場合の対応マニュアル等はあるか。
h.大型野生獣と遭遇した際の対応について注意喚起を行っているか。
(2)中型獣類
a.市内のハクビシンの生息状態、食性や行動、繁殖等の生態、把握している過去3年間の被害や捕獲に関する相談状況は。
b.市内のアライグマの生息状態、食性や行動、繁殖等の生態、把握している過去3年間の被害や捕獲に関する相談状況は。
c.市内のタヌキの生息状態、食性や行動、繁殖等の生態、把握している過去3年間の被害や捕獲に関する相談状況は。
d.市内のアナグマの生息状態、食性や行動、繁殖等の生態、把握している過去3年間の被害や捕獲に関する相談状況は。
e.中型野生獣の目撃情報が寄せられた際の対応は。
f.自衛策を呼びかける等の対応は。
(3)野鳥
a.市内の野鳥による被害や相談状況は。
b.野鳥による被害の相談が寄せられた際の対応は。
c.自衛策を呼びかける等の対応は。
2.文化財
(1)無形民俗文化財
a.県指定2件、市指定8件、市内計10件の無形民俗文化財の由来や内容は。
b.新型コロナウィルスが発生した2020年度以降の市内10件の無形民俗文化財の開催状況は。
c.無形民俗文化財を後世へと受け継いでいくための後継者育成についての考えは。
d.無形民俗文化財に対して、どの様な広報活動を行っているのか。
e.学校行事や総合的な学習時間などで、身近な無形民俗文化財を体験や学習する機会も必要と考えるが、取組み状況は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆無形民俗文化財の伝承のために、今なすべきこと
Q1 後世へと受け継いでいくための後継者育成についての考えは。
A1 後継者を育成するためには、文化財に直接携わる方々だけではなく、地域と行政がそれぞれの強みを生かして連携、協力して地域全体でその保存と継承に取り組んでいくことが必要であると考えている。
◆次世代を担う子どもたちが無形民俗文化財に触れる機会の提供を
Q2 学校での無形民俗文化財学習の取り組み状況は。
A2 市内全小学生に配布している社会科副読本「わたしたちのまちさやま4年生」では、狭山市の無形民俗文化財について学習する内容があり、社会科の時間に学習をしている。また、博物館や入曽地域交流センターでは、小中学生が無形民俗文化財について学ぶ取り組みが行われている。
◆「コロナ禍を乗り越え、新たなステージを迎えた現在、地域と行政の連携や協力が何よりの鍵」
Q3 無形民俗文化財に対する市の広報活動は
A3 市公式ホームページで無形民俗文化財の由来や特徴の紹介を行うとともに、各文化財の上演などの時期に併せて広報さやまにおいて特集記事を組むほか、無形民俗文化財をより近くに感じ、興味を持っていただけるよう、市及び県の公式SNSを利用し上演日時や見どころ、由来などを周知している。
◆人的被害に直結する熊などの大型野生獣について、一層の注意喚起を
Q4 大型野生獣の目撃情報があった際の対応は。
A4 市民への注意喚起を図るため、市公式ホームページやSNSによる周知を行うほか、危険度が高いと見込まれる場合は、目撃された地域において防災行政無線による周知を行う。
◆「寄生虫や病原菌も気がかりであり、被害を最小限に抑えることが大切」
Q5 ハクビシンや狸類の中型獣類に対する自衛策の呼びかけは。
A5 市公式ホームページにおいて、農業従事者については、防除ネットや電気柵の設置、収穫後の作物などを放置しないよう呼びかけており、一般家庭については、ペットの餌や果樹、家庭菜園の作物などを放置しないこと、家屋に住み着かないよう侵入経路を塞ぐことなどを周知している。