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一般質問要旨

会議名

令和5年12月 定例会(第4回)

質問日

令和5年12月5日 (一般質問)

議員名

橋本亜矢 (日本共産党)
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通告内容

1.七夕まつりについて
2.化学物質PFASについて
3.基地対策

質問要旨

1.七夕まつりについて
(1)今年の開催をふまえた課題と対策について
a.今年の来場者は2019年の開催時に比べてどのような状況でしたか。
b.事前対策が充分で良かった点や、今後の課題は。
c.熱中症の件数は。今後の更なる対策は。
d.悪天候による中止等の判断基準は。
e.混雑緩和のために飾りと出店のエリア分けなどの検討は。
f.開催後に市民からの問い合わせや要望はありましたか。またその対応は。

2.化学物質PFASについて
(1)狭山市の水質検査について
a.PFASに関する水質調査は行っていますか。
b.検査をした場所と数値の公表はどのようにしていますか。
c.今後継続的な検査の予定はありますか。
d.井戸水の検査は行っていますか。
e.今後水質検査や血液検査を希望する市民への補助を行う考えはありますか。

(2)自衛隊入間基地の泡消火剤について
a.2022年7月にあった防衛省からの報告はどのような内容でしたか。
b.その後の報告はありましたか。
c.再調査の結果判明した、暫定目標値を超えた水槽の管理や処理はどのように行われましたか。

3.基地対策
(1)重要土地規制法について
a.重要土地規制法について、内閣府からはいつどのような連絡がありましたか。
b.いつどのように回答しましたか。
c.指定に関して、市民の意見は取り入れられますか。
d.今後のスケジュールはどのようになりますか。
e.指定されたら、市民への影響はどのような事が考えられますか。
f.機能阻害行為とはどのような事が考えられますか。
g.本来特別注視区域に該当する航空自衛隊入間基地が何故今回注視区域となったのですか。注視区域と特別注視区域の違いは。
h.機能阻害行為があった場合の罰則は、注視区域と特別注視区域で違いがありますか。
i.指定の可能性がある自治会はどこですか。
j.指定の可能性がある自治会単位の説明会等周知の予定は。
k.市民の権利を守るためにも、区域指定撤回の要望を出す考えはありますか。



―――質問と答弁の要旨―――
◆土地利用規制法指定区域になると何が起こる
Q1 指定に際し、市民の意見は取り入れるのか。
A1 区域指定を行う内閣府からは、市民からの意見聴取を行うと伺っていない。

Q2 阻害行為とはどのような事か。
A2 令和4年9月に閣議決定された基本方針によると、機能阻害行為の類型について狭山市に関連する内容としては、自衛隊等の航空機の離着陸の妨げとなる工作物の設置、自衛隊等のレーダーの運用の妨げとなる工作物の設置、施設機
能に支障を来すレーザー光などの光の照射、施設に物理的被害をもたらす物の投射装置を用いた物の投射、施設に対する妨害電波の発射などが該当するものと考えられる。

Q3 特別注視区域と注視区域での罰則の違いは。
A3 重要施設の施設機能を阻害する行為の用に供し、又は供する明らかなおそれがあると認められ、是正するよう勧告・命令等を受けた者が、正当な理由がなく措置をとらず、命令に違反したときは、法第25条に基づき2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金に処し、又は併科するとされており、罰則の違いはない。

◆生活水の安全性は
Q4 狭山市の水質検査結果は。
A4 1リットル当たりのPFASの含有量は、入間川は6.5ナノグラム、地下水は44ナノグラム、不老川は22ナノグラムであり、いずれも、環境省による暫定目標値1リットル当たり50ナノグラムを下回っている。また、入間川取水口において年4回、各浄配水場の管末給水栓で年1回の検査を実施しているが、これまでの検査結果は、厚生労働省が定めた暫定目標値の1リットル当たり50ナノグラムを全て下回っている。

Q5 全ての基地などを対象に泡消火薬剤の保有状況に係る再調査を行った結果、入間基地において、新たに1水槽で水環境中の暫定目標値を超過した値が検出されたとの説明を受けたとのことだが、当該水槽の管理や処理はどのように行われたのか。
A5 水槽外に漏水しないように適切に管理しており、令和6年度末までに処理を完了する目標を設定し作業を進めるとの説明を受けている。

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