令和6年3月 定例会(第1回)
令和6年3月5日 (一般質問)
福田正 (健政会)
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1.防災
2.さく井(せい)
1.防災
(1)防災井戸
a.市内の防災井戸の現状と概要は。
b.市有地にある防災井戸の概要は。
c.地下水汲み上げ時の動力源(電気・人力)の詳細は。
d.有事の際の設置個数、水質等を考察した場合の見解は。
e.指定防災井戸は減少傾向だが、不足はないのか。
f.直近での指定日、解除日はいつか。
g.今後の設置計画等は。
h.地域における人口と防災井戸の割合は。
(2)水路等
a.市内の水路の概要は。種類・延長・用途
b.有事の際、水路等の水を災害対応に使用は可能か。
c.取水に伴う管理者の承諾は必要か。
d.どこまでの範囲で使用可能か。
e.有事の際、水路等の水を使うことの所見は。
f.今後、防災目的等での水路等の整備の見解は。
―――質問と答弁の要旨―――
◆災害時に利用できる井戸について
Q1 狭山市の地形は河岸段丘で、浅井戸による取水が可能である。公園などの市有地に災害時に利用できる常用の浅井戸を設置する考えは。
A1 地域防災計画に示されている災害用給水井戸などのほかに、公園の施設として水遊びなどに利用できる常用の浅井戸の設置については、災害時などの利用が考えられるが、水質などの課題もあることから、関係課と協力し、必要性や安全性などを研究していく。
◆自助・共助による防災力の向上を
Q2 さく井(井戸を掘ること)を個人、有志、自治体などで行うことについての見解は。
A2 災害による被害を減らすには、個人として備える自助はもとより、地域での助け合いによる共助が欠かせないところであり、日頃の顔の見える関係づくりが大きな防災力となって、いざというときに力を発揮するものと考えている。さく井について、個人の所有地で行うことは自助であり、有志や自治会などで行うことは共助であるので、特に日頃からの顔の見える関係づくりという点で、地域の方々が皆で一つの事業に取り組むことは、地域防災力の向上にもつながるものと考えられ、意義のある活動と考えている。